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2019年 06月 10日 ( 1 )

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【参考写真】札幌医科大学
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%8C%BB%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6

 6月7日,浦幌町内で発見された アイヌ民族の遺骨 を保管する札幌医科大学に対し,浦幌アイヌ協会が遺骨の返還を求めた訴訟は,札幌地裁で和解しました。
 この結果,大学で保管されている遺骨1体が,8月に返還されます。
 原告側によると,札医大で保管されている遺骨は頭蓋骨の一部で,1979(昭和54)年に浦幌町十勝太での町道拡幅工事の際に掘り出され,工事後,浦幌の学芸員が送ったというメモが札医大にあったとされます。

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浦幌町十勝太地区
=2014年8月撮影

 十勝毎日新聞が, 「アイヌ遺骨返還訴訟 札医大と和解 浦幌アイヌ協会」 と伝えています。
 【札幌】浦幌町内で発見されたアイヌ民族の遺骨を保管する札幌医科大学に対し,浦幌アイヌ協会(差間正樹会長)が遺骨の返還を求めた訴訟は7日,札幌地裁(武藤貴明裁判長)で和解した。同大で保管されている遺骨1体が8月に返還される。

 和解成立後,札幌市内で記者会見した原告側によると,札医大で保管されている遺骨は頭蓋骨の一部で,1979(昭和54)年に浦幌町十勝太での町道拡幅工事の際に掘り出された。工事後,浦幌の学芸員が送ったというメモが札医大にあり,同協会が2018年1月に返還を求めて提訴した。メモには副葬品の鉄輪もあったと記されているが,これまでに見つかっておらず,発見された場合は返還するよう和解条項に盛り込まれた。

 裁判では,遺骨がアイヌ民族のものかどうかが争われた。歴史学者の見解から,遺骨は浦幌町に倭(わ)人が入ってきた1892(明治25)年以前のものに間違いなく,同地裁も「浦幌町内で発見されたアイヌ遺骨」と認めた。

-略-

(川野遼介)


以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2019年06月07日18時16分の記事