2018年 04月 06日 ( 1 )

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重力式の仙美里ダム=2016年5月撮影

 足寄町郊南にある仙美里ダムを管理する電源開発・Jパワーは,利別川の減災として,洪水規模の水量が予測された場合, あらかじめ放流 してダムの水位を下げる運用を検討しています。
 ダム上流域の氾濫防止に寄与する取り組みで,新年度から試行し,2020年度の本格運用を視野に入れています。

 私(ブログ作成者) が中学生の時,仙美里ダムが完成しました。取水した大量の水は,水路を通じて勇足の発電所へ,踊るように流れていきました。
 完成当時,学年で写生会に行き,絵を描き終えて楽しくお弁当を食べたことを思い出します。
 以前,冬の仙美里ダムを訪れると,タンチョウやカモが飛来し,エサをついばむ優雅な姿を見ることができました。
 最近,流入する土砂が堆積して,中央部に島が出現していたのには少し驚きました。多分,貯水能力も低下しているのではないでしょうか……。ダム管理と水力発電の難しさを感じました。

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発電所への水路=2016年5月撮影

 十勝毎日新聞が, 「洪水予測段階で放流 足寄・仙美里ダム」 と伝えています。
20年度の本格運用へ利別川減災
 【足寄】仙美里ダム(発電ダム,町郊南)を管理する電源開発(Jパワー)は,利別川の減災として,洪水規模の水量が予測された場合,あらかじめ放流してダムの水位を下げる運用を検討している。ダム上流域の氾濫防止に寄与する取り組みで,新年度から試行し,2020年度の本格運用を視野に入れている。28日開かれた「利別川流域連絡協議会」(座長・安久津勝彦町長)で明らかにした。

 洪水のような水量が予測される場合,前もって仙美里ダムの水位を下げる試み。発電に利用できる範囲を超えて水位を低下させる。

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 一昨年8月の台風・大雨で,仙美里ダム上流6キロの河川地点で越水した経緯がある。ただ,この災害時は仙美里ダムのゲートを全開にしても河川水位に変化はないとすることが実験で判明している。今回の水位低下の取り組みは「より減災につながれば」(電源開発関係者)とし,全国では例があるという。

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(木村仁根)


以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2018年03月31日12時17分の記事
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