北海道大学構内=2024年4月撮影
2月11日,環境の変化を人々の語りから捉えることで,人とサケと環境の多様で重なり合う関係性を研究している
北海道大学文学部文化人類学研究室4年の 藪田希紅さんの卒業論文発表会 が,浦幌町厚内公民館で開かれました。
第44回厚内公民館まつりの一環で,浦幌町博物館と公民館の共催で,町内外から25人が聴講しました。
浦幌町厚内公民館(左)=2017年8月撮影
十勝毎日新聞が,
「人とサケと環境 北大生が卒業論文発表 浦幌・厚内公民館」 と伝えています。
【浦幌】環境の変化を人々の語りから捉えることで、人とサケと環境の多様で重なり合う関係性を研究している藪田希紅(きく)さん(北海道大学文学部文化人類学研究室4年)の卒業論文発表会が11日、浦幌町厚内公民館で開かれた。
第44回厚内公民館まつり(10~15日)の一環で、浦幌町博物館と同公民館が共催した。町内外から25人が聴講した。
藪田さんは「人-サケ-環境の揺れる網 ~北海道浦幌町厚内におけるサケ漁を取り巻く応答的関係」と題して発表。厚内のサケ漁に関わる約20人から番屋や船上などで聞いた話を基に、人間活動による気候変動を単なる「衰退」の物語としてではなく、それぞれの時間軸で作り変える「応答の網」と表現した。
藪田さんは「不漁をきっかけに、サケを取ることだけではなく、守ることも重要になってきている」とし、「サケを商品としてだけではなく、文化の象徴や環境の指標として扱うことでサケとの新しい関わり方が出てくるかもしれない」と指摘。「地域とサケの関係の持続可能性のためには、完璧な管理技術ではなく、予測不能な自然やサケに対し、地域の人々が実践や態度を修正し続ける『対応能力』を維持する必要がある」と結んだ。
-略-(円子紳一通信員)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2026年02月19日16時17分の記事
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