多面体アトリエ=2019年5月,幕別町忠類で撮影 幕別町忠類のアーティスト岡田正樹さんの
新たなアトリエが完成 しました。
正三角形,正方形,正五角形を組み合わせたアルキメデスの立体とも呼ばれる「半正多面体」(斜方二十・十二面体)の建物です。
岡田さんのアイデアを基に1級建築士の川村善規さんが設計し,アートと建築が融合した全国的にも例がない家になっています。
私(ブログ作成者)が,5月の帰省の折,忠類を通っていて,幸運にもこの「多面体アトリエ」に出合いました。
岡田さんに,室内に入れていただき,丁寧に建物の説明をしていただきました。建物の形状を生かして,冬の暖房と夏の冷房は,経済的に済むそうです。
十勝毎日新聞が,
「多面体 アトリエ完成 あすから一般公開 幕別の岡田さん」 と伝えています。
【幕別】幕別町忠類のアーティスト岡田正樹さん(68)の新たなアトリエが完成した。正三角形,正方形,正五角形を組み合わせたアルキメデスの立体とも呼ばれる「半正多面体」(斜方二十・十二面体)の目を引く建物だ。岡田さんのアイデアを基に1級建築士の川村善規さん(68)=帯広=が設計し,アートと建築が融合した全国的にも例がない家になっている。
木造2階建て,延べ床面積86平方メートルで,上部4分の3ほどが正多角形51枚を組み合わせたドーム形になっている。通常の家であれば5,6枚という図面は10倍の約50枚に上り,着工まで約1年かかった。建築は建築工房木久(帯広)が手がけ,今月上旬に完成した。 岡田さんは管内高校などで美術教諭を務め,陶芸や糸つむぎなどを行っている。糸つむぎの材料となる亜麻をはじめ,制作にかかる原材料の多くは自ら栽培。ハウス代わりに半球型の多面体の建物を自身で建て,その中で植物を育てたり,制作作業を行ってきた。
-略-(松田亜弓)
<半正多面体>
同一の正多角形を面とする「正多面体」に対し,複数種類の正多角形を面とする。一部を「アルキメデスの立体」という。このうち「斜方二十・十二面体」は正十二面体を基に正方形や正三角形で構成される。
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2019年04月24日14時01分の記事