「アショロア」骨格模型=2016年9月撮影 足寄町教育委員会は,町茂螺湾(もらわん)で見つかった束柱(そくちゅう)類の「アショロア」と「ベヘモトプス」の化石を
町文化財に指定 しました。
ともに海生哺乳類「デスモスチルス」類の原始的な仲間に当たり,同類の進化を解明する重要な資料と位置付けています。
「ベヘモトプス」の化石=2016年9月撮影 十勝毎日新聞が,
「アショロア化石 町文化財に ベヘモトプスも26年ぶり 足寄町教委」 と伝えています。
道指定 申請も視野に 【足寄】町教委は,町茂螺湾で見つかった束柱(そくちゅう)類の「アショロア」と「ベヘモトプス」の化石を町文化財に指定した。ともに海生哺乳類「デスモスチルス」類の原始的な仲間に当たり,同類の進化を解明する重要な資料と位置付けている。
-略- アショロア化石(頭蓋など63点)は1976年,ベヘモトプス化石(同86点)は80年に,海底に堆積した泥や砂の茂螺湾層から見つかった。ともに頭部を含めた全身の多くの化石が出ている。
文化財の名称は「足寄動物群束柱類化石アショロア骨格」と「同ベヘモトプス骨格」。ともに種別は天然記念物で,町が所有,足寄動物化石博物館が所蔵している。
-略-(木村仁根)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2018年12月06日12時05分の記事