アイヌコタン(阿寒湖)=2017年8月撮影
左手前の「ピリカ」は澤井さん経営の土産店
2月10日,本別町出身のアイヌ文化の伝承者らを迎え,本別町歴史民俗資料館は,町図書館で
「アイヌ文様の手仕事講座」 を開きました。
参加者は木彫りのコースターや刺しゅうのミニタペストリーづくりを通し,アイヌ文化に触れた。
木彫りの講師は,本別出身でアイヌ文化伝承者として数々の賞を受賞した故沢井トメノさんの孫・
澤井和彦さん,刺しゅうの講師は舞踊や手芸の指導者・
山本榮子さんと渡辺かよさん母娘が務めました。3人は阿寒在住で,アイヌ文化活動アドバイザーです。
私(ブログ作成者)は,大学時代に「アイヌの歴史と文化」を卒業論文に取り上げました。幼少期に,故郷の本別で,アイヌの人とともに生活したからです。
また,昨年夏の帰省の折,阿寒のアイヌコタンに立ち寄り,お土産店を経営する澤井和彦さんにお会いしました。(
下写真)
澤井さんのご家族は,アイヌの伝統文化やアイヌ語を守り続けていることに,感心させられます。
澤井和彦さん=2017年8月撮影 十勝毎日新聞が,
「アイヌ文様の手仕事体験 本別出身の伝承者招き講座」 と伝えています。
【本別】町出身のアイヌ文化の伝承者らを迎え,町歴史民俗資料館は10日,町図書館で「アイヌ文様の手仕事講座」を開いた。参加者は木彫りのコースターや刺しゅうのミニタペストリーづくりを通し,アイヌ文化に触れた。
木彫りの講師は,本別出身でアイヌ文化伝承者として数々の賞を受賞した故沢井トメノさんの孫,澤井和彦さん。刺しゅうの講師は舞踊や手芸の指導者,山本榮子さんと渡辺かよさん母娘が務めた。3人はいずれも阿寒在住のアイヌ文化活動アドバイザー。
木彫りは子どもたち11人が挑戦。厚さ1センチ,10センチ角のシナ材を使い,シンプルな図案を彫刻刀で彫り込んでいった。刺しゅうは17人が体験。見本を参考に布地に図案を描き,チェーンステッチを彩りよく施した。全員持ち帰り,それぞれが継続作業を行う。
-略-(広川和順)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2018年02月16日21時30分の記事