「新得そばの館」=2015年8月撮影 新得物産のグループ会社「新得そばの館」で,ソバの実を冷たい湧き水に浸してあくを抜き,甘みを引き出す「寒晒(かんざら)しそば」の仕込み作業が最盛期を迎えています。
寒ざらしそばの製法は,江戸時代に将軍家に献上するために考案されました。厳寒期の冷水に浸してあくを抜くと甘みが増してすっきりした食感になるといいます。
「新得そばの館」=2016年8月撮影 十勝毎日新聞が,
「寒晒しそば,仕込み最盛期 新得そばの館」 と伝えています。
28日から提供 【新得】新得物産(清水輝男社長)のグループ会社「新得そばの館」(町基線102)で,ソバの実を冷たい湧き水に浸してあくを抜き,甘みを引き出す「寒晒(かんざら)しそば」の仕込み作業が最盛期を迎えている。
寒ざらしそばの製法は,江戸時代に将軍家に献上するために考案された。厳寒期の冷水に浸してあくを抜くと甘みが増してすっきりした食感になるという。同社は本格的に作り始めて今年で17年目となる。
作業は11日から始めており,ソバの実が入った網袋を水が湧き出る,水温5度ほどの池に沈め,寒風に当てて乾燥させている。今回の仕込み量は,自社のサホロ農園で昨年収穫したボタンソバの実270キロ。連日氷点下の気温の中,スタッフはかじかむ手に耐えながら,素手で一粒ずつの実を大切に扱う。
寒晒しそばは28日から3月末まで1日限定20食,新得そばの館で提供する。
-略-(小寺泰介)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2017年01月26日17時00分の記事