とかちプラザ=2015年8月撮影
11月23日,帯広市が主催する女性の社会参加を促す初の 「おびひろ女性活躍推進フォーラム」 が,市内のとかちプラザで開かれました。
元厚生労働大臣でフリージャーナリスト小宮山洋子氏が「女性の活躍が社会を変える」と題して基調講演をしました。
フォーラムは社会に出ている女性の意欲をさらに高め,これからの活動のきっかけづくりにもしてもらおうと企画。約100人が訪れた。
十勝毎日新聞が, 「小宮山洋子元厚労大臣が講演 おびひろ女性活躍推進フォーラム」 と伝えています。
女性の社会参加を促す初の「おびひろ女性活躍推進フォーラム」(帯広市主催)が23日,市内のとかちプラザで開かれた。元厚生労働大臣のフリージャーナリスト小宮山洋子氏が「女性の活躍が社会を変える」と題して基調講演した。
市は女性の活躍を促す施策として,就職支援講座開催や子育て応援事業所促進奨励金事業などに取り組んでいる。フォーラムは社会に出ている女性の意欲をさらに高め,これからの活動のきっかけづくりにもしてもらおうと企画。約100人が訪れた。
小宮山氏は女性活躍推進の背景に,少子高齢化や生産年齢人口減少があると説明。「しなやかで,したたかな女性の力を生かさない組織は生き残れない。女性が力を発揮するのは男性の負担が軽くなることにもつながる」と述べた。
世界経済フォーラムが発表したジェンダー・ギャップ指数で,日本が142カ国中101位であることも紹介し,男女共同参画が進んでいない現状を指摘。男女の賃金格差是正や男性の家事・育児時間の確保などが必要との考えを示した。
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(津田恭平)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2015年11月24日09時21分の記事