宮本商産旧本社ビル=2014年7月撮影 8月13日,宮本商産は「赤レンガ」の愛称で知られる同社旧本社ビル1階で,
1日限りのビアホールを開業 します。
「赤レンガ」は1919年の建築で,当時,雑穀仲買から精米業,食品卸業に転換を図り,第1次大戦の好況を背景に財を成した初代の故宮本富次郎氏が建設し,平成時代に入っても事務所として活用されていました。
企画は,市内の飲食店「ランチョ・エルパソ」と提携して実現されました。
「ランチョ・エルパソ」=2012年6月撮影
十勝毎日新聞が, 「宮本商産『赤レンガ』1日限りのビアホールに 帯広」 と伝えています。
宮本商産(帯広,平征浩社長)は13日,「赤レンガ」の愛称で知られる同社旧本社ビル(帯広市西2南5)1階で,1日限りのビアホールを開業する。築95年の歴史を誇る同ビルをビアホールとして開放するのは初めてという。
企画は市内の飲食店「ランチョ・エルパソ」と提携して実現させた。同店が提供する地ビール「麦日和」「クロウト」に加え,ハムやソーセージといったつまみをそれぞれ500円で提供する。
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「赤レンガ」は1919年築。当時,雑穀仲買から精米業,食品卸業に転換を図り,第1次大戦の好況を背景に財を成した同社初代の故宮本富次郎氏が「札束を積んだ」(同社社史)という建物で,平成時代に入っても事務所として活用された。
木骨レンガ造りで基礎部には縦横3尺(約90センチ)のコンクリートを打ち込み,数度の大地震にも倒壊することがなかった。文化庁職員も視察に訪れ,大正期の道東を代表する建築物の一つとして,国も注目している。同社では「歴史を感じながらビールを楽しんでもらえれば」としている。
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース/2015年8月8日 13時54分の記事
http://www.tokachi.co.jp/news/201508/20150808-0021594.php