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本別で,広島の被爆史料を加え空襲特別展

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本別空襲で銃撃を受けたJA倉庫壁(部分)=2014年8月撮影
 
 7月10日,1945(昭和20)年7月の北海道空襲で,十勝管内最大の被害となった 本別空襲を伝える特別展 が,本別町歴史民俗資料館で始まりました。
 戦後70年の節目に合わせ,札幌以外では初めて広島平和記念資料館の被爆関連史料や写真パネルも合わせて公開し,戦争の悲惨さや平和の尊さを改めて考える展示会となっています。
 1945年7月15日の本別空襲では機銃掃射により40人が死亡,279戸の家屋が焼失しました。
 2階の展示室では,炎上する市街地の写真や犠牲者の遺影,当時の被災者が身に着けていた防空頭巾などの他,ジオラマ風の手作りの「空襲マップ」も展示し,被災者の証言や記録写真などを基に,爆弾が投下された場所や犠牲者が命を落とした位置を示しています。


 私(ブログ作成者)の家族は,農作業中にこの本別空襲で銃撃を受けました。しかし,林の木陰に隠れ,かろうじて死を免れました。
 今でも,兄や姉から,被災を受け死亡された方々の話も聞くことがあります。防空壕に逃れたのに,その中で銃撃を受け,命を失った方もいたとのことです。
 二度とこのような悲劇が起きないように,平和を願って,今年も帰郷して,特別展を拝見したいと思います。
 毎年,特別展を企画・運営される歴史民俗資料館のスタッフや関係者の皆様に,心から感謝いたします。


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本別町歴史民俗資料館=2012年9月撮影

 十勝毎日新聞が, 「広島の被爆史料 初展示 空襲から70年で特別展 本別」 と伝えています。

 【本別】1945(昭和20)年7月の北海道空襲で,管内最大の被害となった本別空襲を伝える特別展(本別町,同町教委主催)が10日,町歴史民俗資料館で始まった。戦後70年の節目に合わせ,札幌以外では初めて広島平和記念資料館の被爆関連史料や写真パネルも合わせて公開。戦争の悲惨さや平和の尊さを改めて考える展示会となっている。


 45年7月15日の本別空襲では機銃掃射により40人が死亡,279戸の家屋が焼失した。2階の展示室では,炎上する市街地の写真や犠牲者の遺影,当時の被災者が身に着けていた防空頭巾などの他,ジオラマ風の手作りの「空襲マップ」も展示。被災者の証言や記録写真などを基に,爆弾が投下された場所や犠牲者が命を落とした位置を示している。


 1階では広島平和記念資料館から借り受けた被爆の実物史料20点と写真パネル30点を展示。被爆した女児の体内から29年後に取り出されたガラス片,熱で変形した瓦などが原爆の威力のすさまじさを伝える。「昭和史かるた原画展」も併催。「い」から始まる48枚の読み札と絵が,軍国主義に染まり,戦後の混乱や復興していく昭和の世相を時系列で表現している。


-略-


以上引用:十勝毎日新聞社ニュース/2015年7月10日 13時56分の記事
http://www.tokachi.co.jp/news/201507/20150710-0021402.php


by hombetu | 2015-07-13 06:28 | 本別町の様子 | Comments(0)
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