関寛斎像=2014年8月撮影
陸別開拓の祖・関寛斎(せき かんさい/1830~1912年)の 激動の生涯を描くドキュメンタリー映画 を製作する構想が,10月15日に陸別町内で開かれた寛斎の命日祭「白里(しらさと)忌」で明らかになりました。
東京の映画監督山田和広さんが関係者に説明したもので,映画のタイトルは「関寛斎~仁に生きる~」。上総国山辺(かずさのくにやまべ/現千葉県東金市)に生まれてから,陸別町斗満(とまん)の自宅で服毒自殺するまでの82年間の生涯を,旅人が回想する形で描く計画です。
関寛斎開拓地のジオラマ=関寛斎資料館で撮影
十勝毎日新聞が, 「開拓の祖,関寛斎の生涯 映画に 監督の山田氏構想」 と伝えています。
【陸別】陸別開拓の祖・関寛斎(1830~1912年)の激動の生涯を描くドキュメンタリー映画を製作する構想が,15日に陸別町内で開かれた寛斎の命日祭「白里忌」で明らかになった。東京の映画監督山田和広さん(62)が関係者に説明した。
映画のタイトルは「関寛斎~仁に生きる~」。上総国山辺(現千葉県東金市)に生まれてから,陸別町斗満の自宅で服毒自殺するまでの82年間の生涯を,旅人が回想する形で描く。
陸別をはじめ東金市や銚子市,徳島市など寛斎ゆかりの地でロケを行う予定。最新鋭のデジタルハイビジョン作品とし,約120分の映画に仕上げる。寛斎や妻あい,寛斎の生母吉井幸子ら中心人物は俳優を起用する。
寛斎が藩医を務めた徳島出身の山田監督は,日本薬学の父・長井長義の生涯を描いた映画「こころざし-舎密(せいみ)~を愛した男」(2010年)の監督を手掛けている。
シナリオは札幌のノンフィクション作家合田一道さん。製作費は1億5000万円。
-略- 映画は陸別など寛斎ゆかりの地の他,札幌や東京などでも上映する予定。関寛斎資料館では常設展示も計画されている。
陸別関寛翁顕彰会の河本哲士会長は「陸別のまちおこしにもつながるありがたい話。映画化については全面的に協力していく」と話している。
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース/2014年10月16日 13時54分の記事
http://www.tokachi.co.jp/news/201410/20141016-0019450.php