写真:陸別のキャラクター「しばれ君」と「つららちゃん」=2011年8月撮影 陸別町は「りくべつ・チャレンジプロジェクト」として2011年に開発し た ミネラルウオーター「陸別百恋水(ひゃっこいみず)」 について,今年度末までに事業化の方向性を固め,町直営や民間委託などを検討していくことになりました。
プロジェクトは陸別の資源を生かし,雇用につなげる事業を調査研究するもので,「陸別百恋水」は,小利別の湧水を使い,「日本一寒い町の天然水」のうたい文句に翌2012年に500ml入りペットボトルの試供品1万5000本製造しました。
十勝毎日新聞が, 「『陸別百恋水』の事業化,今年度末までにめど」 と伝えています。
【陸別】町は「りくべつ・チャレンジプロジェクト」として2011年に開発したミネラルウオーター「陸別百恋水(ひゃっこいみず)」について,今年度末までに事業化の方向性を固める。町直営や民間委託などを検討していく。
同プロジェクトは陸別の資源を生かし,雇用につなげる事業を調査研究するもの。「陸別百恋水」は,小利別の湧水を使い,「日本一寒い町の天然水」のうたい文句で翌12年に500ミリリットル入りペットボトルの試供品1万5000本(1本100円)を製造した。
昨年度は3万本を製造。このうち,道の駅・オーロラタウン93りくべつ内の観光物産館など,町内で販売されたのは7560本。残りは町内の各種イベントや町民にPR用として配布された。今年度も3万本を製造している。
陸別のキャラクター「しばれ君」「つららちゃん」をラベルにあしらい,陸別のPRにひと役買っている。試供品は水道水を使っていたが,湧水に変えたことで賞味期限が1年から2年に伸び,町内事業所が防災備蓄用に購入するなど,大口の販売先も確保した。製造は恵庭市の業者に委託している。商品の商標登録も取得済み。
町では「町のPRにつながっており,ある程度,事業化のめどが立った」(佐々木敏治副町長)として,町直営,町内事業所・団体か民間飲料業者への委託など,あらゆる選択肢を視野に,事業化の方向性を検討する。販売単価や生産コスト,販路拡大の可能性なども精査しながら,雇用に結びつく事業形態を模索する。(鈴木裕之)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2014年10月01日06時30分の記事