写真:旧本別町農協倉庫壁の銃弾痕=2014年1月民俗資料館で撮影
本別町歴史民俗資料館の企画展 「7月15日本別空襲を伝える~北海道空襲のほんべつ~」が、7月1日から開かれています。
空襲の弾痕が残るJA本別町の旧「大通り倉庫」の壁を企画展として初公開している他、2階では、本別を含む道内5カ所の空襲の様子を書籍などで紹介しています。
本別町歴史民俗資料館企画展
◇ テーマ:「7月15日本別空襲を伝える
~北海道空襲とほんべつ~」
◇ 期間:7月1日(火)~8月30日(土)
◇ 会場:本別町歴史民俗資料館
◇ 入館料:無料
十勝毎日新聞が, 「弾痕残る倉庫の壁初公開 本別・空襲企画展」 と伝えています。
【本別】町歴史民俗資料館(北2、田野美妃館長)の企画展「7月15日本別空襲を伝える~北海道空襲のほんべつ~」が1日から開かれている。同空襲の弾痕が残るJA本別町の旧「大通り倉庫」(北5)の壁を企画展として初公開している他、2階では、本別を含む道内5カ所の空襲の様子を書籍などで紹介している。8月30日まで。
同空襲は1945年7月15日にあり、40人が犠牲になった。恒例の企画展は、同館所蔵の史料を中心に228点を展示している。
「大通り倉庫」の壁は昨年7月、同倉庫の取り壊し工事に伴い、約60センチ四方(厚さは約20センチ)にくり抜かれた。空襲の衝撃が生々しく伝わる。
(中略)
爆弾の熱で溶け、球状に固まったガラスや、空襲で炎上する市街地の空撮、被災地点の集落の地図など貴重な史料が並ぶ。
田野館長は「来年は戦後70年を迎えるが、最近の世の中はきな臭い。この時期、平和について考えてもらうきっかけになれば」と話している。入場無料。開館時間は午前9時~午後4時。土・日曜は午後3時まで。月曜休館。
また、同館では同空襲に関する史料を広く一般から募っている。企画展を含め問い合わせは同館(0156・22・5112)へ。
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2014年07月/03日06時40分の記事
旧本別町農協「大通り倉庫」展示=2014年1月民俗資料館で撮影