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池田町議会議長に田井秀吉氏選出

 池田町議会の議長辞職に伴う 後任の議長に は,議会内の2つのグループが推した 田井秀吉氏に決定  しました。

 十勝毎日新聞が, 「『議会スクランブル』 池田町議会議長選の裏側 」 と伝えています。
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 池田町議会の議長辞職に伴う後任の議長には,議会内の2つのグループが推した田井秀吉氏(63)に決まった。前回の議長選では,グループ間のあつれきを生んだが,今回は互いの情報交換で候補者を田井氏に絞り,前回のような事態は避けられた。議会内には「議会改革を進めている中でグループ間のポスト争いは避けるべき」などの声があっただけに,議会としての面目が立った格好だ。田井氏には議会議論の活性化が求められる。

 議長選では,議会内の3グループがそれぞれ推す議長候補を挙げた。「農村系」(4人)は窪田豊満氏,田井氏,「連合系」(3人)は田井氏,「市街地系」(5人)は三坂一茂氏を推した。窪田氏は市街地系に入り,当選回数では最多の7回のベテランだが,起立は辞退し,ともに4期の田井氏と三坂氏の争いとみられた。

 前回の議長選では,農村系の前議長の中島嘉彦氏と三坂氏が起立し,7対5で中島氏が当選したのは,連合系の議員が中島氏を推したためで,闘いの構図は今回も同じだった。

 ただ,前回との違いは三坂氏が翻意し,立起を取り下げたことだ。三坂氏は,町の官製談合事件で新たに浮上した疑惑で町長不信任案を提案した3町議の1人で,一般質問などで町行政の問題を追及してきた。「本来の2元代表制を確立するためにもリーダーの役割が大きい」と議長職の重要性を強調する。

 しかし,自ら起立した前回の議長選では,グループ間の亀裂を深め,委員会構成で調整が難航するなど議会運営に支障をきたした。三坂氏は「議会を割りたくなかった」と起立を見送った理由を説明する。

 池田町議会では議会運営委員会が中心になって議会改革を進めている。グループ間の対立が改革の流れに逆行することは明らかだ。議会内には,三坂氏の起立見送りについて「勝ち目がないのを見越して判断した」と冷ややかな見方もあるが,「議会の良識が働いた」と評価する声もある。

 二元代表制の推進には議会全体としての考えや見解をまとめ,町理事者側とやりとりすることが基本となる。今回の議長候補一本化を足ががりにして,田井氏にはグループの垣根や立場を越えて議会議論を進めるよう期待したい。24日の臨時議会で田井氏は「不偏不党,公正無私を旨とし議会運営に当たりたい」との決意を述べた。
(平野明)
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以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版 2013年12月26日6時30分の記事
http://kachimai.jp/article/index.php?no=227984

池田町議会議長に田井秀吉氏選出_b0171771_6554226.jpg
写真:池田町役場/2011年8月撮影
by hombetu | 2013-12-31 06:49 | 池田町の様子 | Comments(0)
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