写真:ふるさと銀河線りくべつ鉄道 2011年8月撮影
陸別町で旧ふるさと銀河線の車両や線路を活用した
ふるさと銀河線りくべつ鉄道 を運営する町商工会は,今期営業(4月28日~10月28日)の実績をまとめました。
利用客数は3950人(前期比3.6%減)で,売上高は
前期から倍増の約1024万円 になりました。
十勝毎日新聞が,
「運転体験効果で売り上げ倍増 りくべつ鉄道」 と伝えています。
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【陸別】旧ふるさと銀河線の車両や線路を活用した「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」を運営する町商工会(石橋強会長)は、今期営業(4月28日~10月28日)の実績をまとめた。利用客数は3950人(前期比3.6%減)、売上高は前期から倍増の約1024万円。旧陸別駅構外を運転体験できる新設の「銀河コース」が好調だった。
銀河コースは、駅構外に残る線路1.6キロを2往復し、日本一長い距離を運転体験できることが注目を集めた。体験料金は1回(1時間20分)で3万円の設定ながら、全国から191人の愛好者が訪れ、売り上げを大きく押し上げた。
利用客数の内訳(カッコ内は前期比)は、列車の乗車体験が2062人(10.6%減)、トロッコ乗車が1040人(1.5%増)、駅構内を30分運転するSコースは526人(16.6%減)、同80分のLコースは131人(4.4%減)だった。銀河コースの新設で乗車体験の営業日が減ったことなどから、全体の利用客数は微減となり、4000人を下回った。
銀河コースは新設を発表した3月から問い合わせや予約が相次ぎ、夏休み中の7、8月はほぼ予約で埋まった。週2、3日、1日当たり4回の体験枠を設け、実施率が8割に上った。利用客の9割近くが関東を中心とした道外客で、銀河コースと宿泊などをセットにしたパックも74人が利用した。
来期に向けては、一般観光客のサービス向上やリピーター客が満足する運行内容、効率的な営業日の調整などを検討する。構外運行終点の「下勲祢別(しもくんねべつ)駅」から先の1.2キロで、乗車体験やトロッコ乗車の企画を考えている。
石橋会長は「銀河コースの運転体験が当初予想していた以上に評価されて利用者が多かった。来期はさらに工夫して少しでも多くの人に乗ってもらいたい」と話している。(安田義教)
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以上引用:以上引用:十勝毎日新聞・陸別めーる 2012年11月21日の記事
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