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本別で金子みすゞ記念館館長・矢崎氏が講演

本別で金子みすゞ記念館館長・矢崎氏が講演_b0171771_192378.jpg 11月12日(土)、 「十勝教育を考えるつどい」 が、本別町中央公民館で開かれました。
 山口県長門市にある 「金子みすゞ記念館」館長の矢崎節夫さん が、 「みすゞさんとこだましあおう」 と題して講演しました。

写真:金子みすゞ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Kaneko_Misuzu.jpg


参考:金子みすゞ記念館ホームページ

「コラム」のコーナーで、金子みすゞの作品が解説付きで、多数読むことでできます。
http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/misuzu/

参考:金子みすゞ 金子 みすゞ(かねこ みすず、1903年(明治36年)4月11日 - 1930年(昭和5年)3月10日)は、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した童謡詩人。本名、金子テル(かねこ テル)。
 大正末期から昭和初期にかけて、26歳の若さでこの世を去るまでに512編もの詩を綴ったとされる。1923年(大正12年)9月に『童話』『婦人倶楽部』『婦人画報』『金の星』の4誌に一斉に詩が掲載され、西條八十からは若き童謡詩人の中の巨星と賞賛された。

代表作
 『わたしと小鳥とすずと』 『大漁』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%AD%90%E3%81%BF%E3%81%99%E3%82%9E


 十勝毎日新聞が、 「金子みすゞ記念館館長・矢崎氏、本別で講演」 と伝えています。




【本別】 十勝教育を考えるつどい(十勝管内教育委員会連絡協議会など主催)が12日、町中央公民館で開かれた。児童文学作家で金子みすゞ記念館(山口県)館長の矢崎節夫さんが「みすゞさんとこだましあおう」と題して講演した。その要旨を紹介する。

自分優先ではない「あなたと私」に転換
「こだましあう」まなざしを
 震災後のCMで「みんなちがって、みんないい」の金子みすゞから「こだまでしょうか」の金子みすゞになった。「こだまでしょうか」のまなざしは、みすゞさんの最も基本的なまなざし、本来は人間誰もが持つ共通のまなざし。私はそれを「私とあなた」から「あなたと私」への転換だとみている。「私」と「あなた」のどちらが先かで、人のまなざしは変わる。

 そうしないと「みんなちがってみんないい」の言葉は生まれなかった。この言葉は、それぞれ個性があっていい、というよりもっと深い意味。「あなたがいて私がいる」ことが大切で、自分優先のまなざしを変えないといけないと、みすゞさんは言っている。

-略-

(安田義教)

<略歴> 1947年東京生まれ。早大卒。童謡・童話の世界で活動する傍ら童謡詩人金子みすゞの埋もれた遺稿を見つけて出版し、その後も編集に携わる。著書に「童謡詩人金子みすゞの生涯」など。

以上引用:十勝毎日新聞社・本別めーる 2011年11月19日の記事

http://www.tokachimail.com/honbetsu
by hombetu | 2011-11-24 19:07 | 本別町の様子 | Comments(0)
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