10月に入って、十勝管内の製糖工場で、
ビートの製糖作業が開始 されました。
現在、十勝管内には、ビートの製糖工場が
本別町、芽室町、清水町 の3カ所あります。
本別町の
北海道糖業本別製糖所では、15日に受け入れ、16日に製糖作業を開始しました。
芽室町の
日本甜菜製糖芽室製糖所でも、15日から受け入れ、16日に作業を始めました。
清水町の
ホクレン製糖工場は、17日から受け入れと製糖を開始しました。
さて、寒い時期、製糖工場の煙突から立ち上る熱蒸気は「十勝の風物詩」になっています。実は製糖工程で発生するものではありません。糖分抽出後の搾りかすを、家畜のえさ(ビートパルプ)にする工程で発生する蒸気とのことです。
十勝毎日新聞が、
「十勝管内の製糖工場でビートの受け入れがスタート」 と伝えています。
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【芽室】 十勝管内の製糖工場で16日、ビートの製糖作業が始まった。大型トラックに積み込まれたビートが農地から次々と工場に到着し、ベルトコンベヤーで工場内に送られている。
日本甜菜製糖芽室製糖所(芽室)では15日から受け入れ、16日午前7時に製糖作業を始めた。昨年より1日早い。今年は近年最低レベルだった昨年より約20万トン多い、3年ぶりの100万トン強の総収量(1ヘクタール当たり70トン強)を見込んでいる。砂糖生産高は16万~17万トン(昨年12万4772トン)と想定している。
日甜芽室製糖所の堀勇常務取締役所長(十勝総括)は「今年はビートの糖分が低い傾向にあるとされ、16・1%を見込んでいる。収量は昨年より良いので今年は期待したい」と話している。
道農政部によると、十勝のビート作付面積は2万5989ヘクタール、1ヘクタール当たりの収量は64トンで平年(60トン強)を上回り、総収量は166万7000トンで全道(356万9000トン)の46・7%を占める見込み。収穫は11月中旬ごろまでで、製糖は来春まで続く。
北海道糖業本別製糖所(本別)は15日受け入れ、16日作業開始、ホクレン清水製糖工場は17日から受け入れと製糖を開始する予定。(中津川甫)
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以上引用:十勝毎日新聞・芽室めーる2011年10月16日の記事
http://www.tokachimail.com/memuro/
写真:北海道糖業本別製糖所 2011年8月撮影