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六花亭「花柄包装紙」50周年展

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【参考写真】中札内村「六花の森」=2016年9月撮影

 自然画家の坂本直行(1906~82年)がデザインし、六花亭製菓(本社帯広市)の代名詞ともなっている 「花柄包装紙」が誕生して50年 を迎えました。
 六花亭製菓が運営する中札内美術村敷地内の「北の大地美術館」では、50周年を記念した企画展が始まり、再現された包装紙約600枚が館内の壁一面を彩っています。

六花亭「花柄包装紙」50周年展_b0171771_2315415.jpg 花柄包装紙は、直行が 自然画家の坂本直行(1906~82年)がデザインし、六花亭製菓の創業者・故小田豊四郎氏の依頼を受け、北海道ゆかりの山野草や花をデザインした7種類を完成させました。

 企画展では緑や黄、青、赤など鮮やかな色合いで描かれたミズバショウやスズラン、カタクリなどの花が壁全体を彩り、来場者が足を止めて見入っている。直行が描いた花柄包装紙の7種類の「原画」も初めて公開されています。
同社は「貴重な機会」として来場を呼び掛けている。

◆期間:2011年4月24日~11月3日(無休)
◆時間:午前10時~午後5時
◆料金:無料

《参考:中札内美術村ホームページ》

http://www.rokkatei.co.jp/facilities/



《参考:坂本直行》
 坂本 直行(さかもと なおゆき 1906年(明治39年)7月26日‐1982年(昭和57年)5月2日)は北海道出身の画家。北海道開拓民。郷士坂本家8代目当主。「直行」を有職読みした「ちょっこう」で知られる。

人物

 1906年に郷士坂本家7代目当主坂本弥太郎、直井夫妻の次男として釧路市で出生。1911年に5代目当主の坂本直寛が死去し、彼の経営していた農場の施設の管理、処分のために、坂本家は1914年に札幌市に転居した。直行は父の勧めで北海道大学農学実科に進学。在学中は山岳部に在籍し、登山に親しんだ。1927年の大学卒業後は温室園芸を学ぶために東京都の温室会社に就職。その後札幌で温室園芸会社を起業するが、父の資金援助がなかったこともあり頓挫してしまう。

 1930年に北海道大学の同窓とともに、札幌の実家に帰らないまま十勝支庁の広尾郡広尾に農場経営のために転居し、同地の野崎牧場で働き牧場経営を学ぶ。1936年に25町の土地を取得し、牧場を経営を始める。その間ツル夫人と結婚し7人の子どもを儲ける。またこの時期、北海道大学山岳部OBとしてペテガリ岳登頂計画に参加したほか、北海道の自然をモチーフとした風景画や植物画を書き始める。1957年に第一回の個展を札幌市で開き、その成功をうけ1959年に東京で個展の開催。以降画業に専念することになる。1960年には札幌市にアトリエを構え、画題を求めてヒマラヤやカナダなどを旅行し始める。1974年北海道文化賞受賞。1982年にすい臓がんのために札幌市で死去。

作風

 水彩画、油絵、版画などを製作しているが、画題は風景画や植物画が多い。鮮やかな色彩と、無駄のない描線が特色である。
 帯広市の六花亭製菓の包装紙のデザインを手がけたことで有名である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/05/05/01:09 UTC 版)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E6%9C%AC%E7%9B%B4%E8%A1%8C

by hombetu | 2011-05-06 06:05 | 十勝の町や村の様子 | Comments(0)
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