2017年 03月 06日 ( 1 )

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参考写真:東日本大震災で被災した大槌町旧役場
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%A7%8C%E7%94%BA


 3月4日,東日本大震災を語り継ぐ 「3・11を忘れないシンポジウム」 が,帯広市内のとかちプラザで開かれました。
 福島第一原子力発電所から直線距離約16kmに自宅がある岩手県大槌町の佐々木格さんが,会えない相手に思いを伝える「風の電話」について講演しました。
 「3.11」を忘れない実行委員会の主催で,今年で6回目になります。会場には,約70人が参加しました。

参考サイト:NHKスペシャル 「風の電話 ~残された人々の声~」
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160310

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とかちプラザ
=2014年1月撮影

 十勝毎日新聞が, 「「つながり」生きる希望に 「風の電話」設置の佐々木さん講演」 と伝えています。
東日本大震災を語り継ぐ「3・11を忘れないシンポジウム」が4日,帯広市内のとかちプラザで開かれた。岩手県大槌町の佐々木格(いたる)さん(72)が,会えない相手に思いを伝える「風の電話」について講演した。

 実行委(小野寺一彦委員長)の主催で,今年で6回目。約70人が参加した。

  大槌町にある約6000平方メートルの庭園「ベルガーディア鯨山」でさまざまな活動を続ける佐々木さんは,「生かされた者の生き方」と題して講演。庭園内の「風の電話」は電話回線につながっておらず,亡くなった人に思いを伝えるために設置した。

 同電話の開設を決めたのは震災前だったが,死者と残された家族の思いをつなぐことは必要と指摘。佐々木さんは「生きるには夢や希望が必要。人間だけに与えられた想像力で,思いをつなげることができる」と力を込めた。

-略-

以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2017年03月04日20時01分の記事

参考:風の電話
 風の電話(かぜのでんわ)は岩手県上閉伊郡大槌町の海を見下ろす丘に置かれた私設電話ボックス。

概要

 海が見える風景を気に入り移住したSさんが,2010年に亡くなった従兄ともう一度話がしたいとの思いから,海辺の高台にある自宅の庭の隅に設置した白色の電話ボックスで,中にはどこにも電話線の繋がっていないダイヤル式の黒電話が置いてある。翌2011年3月11日の東日本大震災の際に,自宅から見える浪板海岸を襲った津波を目にしたSさんが,助かった被災者が,亡くなって会えなくなった被災者と想いを風に乗せて伝えられるようにと敷地を整備し,祈りの像や海岸に向かうベンチを置き「メモリアルガーデン」を併設した上で開放した。
 電話ボックス内には風の電話とノートが1冊置かれ,来訪者が電話で亡き人に思いを伝えたり,ノートに気持ちを記載したりできる。
 「風の電話は心で話します 静かに目を閉じ 耳を澄ましてください 風の音が又は浪の音が 或いは小鳥のさえずりが聞こえたなら あなたの想いを伝えて下さい」
 電話機の横にはそう記されている。
 さらに2012年4月には2階建て約40㎡の建物を増設「森の図書館」として開館した。「森の図書館」には全国から約4000冊の本が寄贈され,完全予約制になっているが入館できる。2014年2月には,絵本『かぜのでんわ』(いもとようこ作・絵,金の星社)が刊行された。同年7月時点での来訪者は10000人を越えた[3]。 2015年1月8日,強風で飛ばされていたのが発見された[4]が2日後,支援者らによって元の場所に再建された。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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