2017年 01月 13日 ( 1 )

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参考写真:マツノクロキクイムシ(キクイムシ科)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%B7

 陸別町内のカラマツ民有林で, カラマツヤツバキクイムシが 大量発生 し,実被害面積約530haの大規模食害が出ていることが,1月8日までに分かりました。
 大量発生について,十勝総合振興局森林室足寄事務所の及川勇二所長は,2014年の雪害による倒木を経た2015年春に,弱まった木のフェロモン(匂い)で集まった可能性などを指摘し,「このような大規模食害は初めて。細い木・若い木にも及んでいる」と話します。
 早期の伐採・搬出を行えば,材の利用価値に影響はなく,町内では今後数年をかけて被害木を切っていく考えです。

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十勝総合振興局森林室 足寄事務所
=2014年8月撮影

 十勝毎日新聞が, 「キクイムシ大規模食害 陸別のカラマツ民有林530ヘクタール」 と伝えています。
 【陸別】町内のカラマツ民有林で,カラマツヤツバキクイムシが大量発生し,実被害面積約530ヘクタールの大規模食害が出ていることが,8日までに分かった。何らかの原因で弱った木に寄生したのが発端とみられる。早期の伐採・搬出を行えば,材の利用価値に影響はなく,同町内では今後数年をかけて被害木を切っていく。関係者は「十勝で過去に経験のない広がり」としている。

 十勝総合振興局森林室足寄事務所によると,キクイムシはカラマツ樹皮下に寄生する。内樹皮を食べることで木に水分が回らなくなり,枯死させる。生態に不明な点も多いが,樹木内部には侵入しない。

 大量発生について同事務所の及川勇二所長は,2014年の雪害による倒木を経た15年春に,弱まった木のフェロモン(匂い)で集まった可能性などを指摘。「このような大規模食害は初めて。細い木(若い木)にも及んでいる」と話す。

-略-

(木村仁根)

<カラマツヤツバキクイムシ>
 カラマツの枯れた木などに飛び移り繁殖する。常時少なからず寄生し,成虫(黒色)の体長は約5ミリ,年1世代とされる。カラマツの樹皮に3ミリほどの穴を開け,内樹皮で春から夏に産卵し越冬する。
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2017年01月08日13時37分の記事
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