2016年 05月 15日 ( 1 )

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解体される旧上利別駅舎(上,右下)
=2016年5月撮影


 足寄町にある旧ふるさと銀河線の 旧上利別(かみとしべつ)駅舎が解体 されることになりました。
 地域住民が周辺の草取りなど管理をしながら利活用策を模索していましたが、昨年秋の暴風雨で屋根が破損し、修理に多額の費用が掛かることから、駅舎を所有する町が取り壊しを決めたものです。
b0171771_08565787.jpg  解体された部材は、上川管内幌加内(ほろかない)町の旧JR深名線・沼牛(ぬまうし)駅舎の修繕・保存のために再利用されることになり、駅舎の記憶が場所を変えて引き継がれます。
 上利別駅は国鉄網走線が開業した1901年に開設され、1935年に平屋の木造駅舎に改築されました。周辺に日本陸軍軍馬補充部があったことから、当時としては比較的大きな駅舎だったと言われます。


 私(ブログ作成者)が、帰省した折、上利別を通ると、旧上利別駅舎がブルーシートに被われているの気付きました。=上写真=
 地区の人に聞くと,近く解体されるとのこと…。また、隣の大誉地(およち)駅も解体されていて駅舎のあった場所は更地になっていました。
 国鉄池北(ちほく)線のジーゼルカーに乗って、若い時代を過ごし,本別の高校に3年間通学した私にとっては、一抹の寂しさを感じました。

参考サイト:北海道に現存する希少な旧木造駅舎「旧深名線沼牛駅舎」
https://readyfor.jp/projects/kamitoshibetsu-numaushi

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参考写真:駅舎に描かれていたイラスト=2004年1月撮影
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E5%88%A9%E5%88%A5%E9%A7%85


 十勝毎日新聞が, 「旧上利別駅舎解体へ 足寄・旧ふるさと銀河線」 と伝えています。


 【足寄】旧ふるさと銀河線の上利別駅舎(町上利別本町)が近く解体される。地域住民が周辺の草取りなど管理をしながら利活用策を模索していたが、昨年秋の暴風雨で屋根が破損し、修理に多額の費用が掛かることから、駅舎を所有する町が取り壊しを決めた。解体された部材は旧JR深名線・沼牛駅舎(上川管内幌加内町)の修繕・保存のために再利用されることになり、駅舎の記憶が場所を変えて引き継がれる。


 上利別駅は国鉄網走線(後の池北線)が開業した1910年に開設。35年に平屋の木造駅舎(床面積約135平方メートル)に改築された。周辺に日本陸軍軍馬補充部があったことから、当時としては比較的大きな駅舎だったという。


 50年代は年間の乗降人数が12万人を記録、交通の拠点としてにぎわった。その後は地域の人口減で利用が減少。97年に無人駅となり、2006年、ふるさと銀河線の廃線と同時に廃駅となった。町出身の歌手松山千春さんの自伝小説をもとにした映画「旅立ち~足寄より」(09年公開)で、昔の「足寄駅」として使われたことでも知られる。
 

-略-

 高校時代、上利別駅から本別に通ったという上利別自治会(29戸)の菊地一將会長(79)は「地域の高齢化が進み、管理も限界。解体は残念だが、一部でも使ってもらえることはありがたい」と話している。
(鈴木裕之)

以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2016年05月10日10時02分の記事

地図/赤☆印:旧上利別駅 緑☆印:足寄駅 青☆印:旧大誉地駅


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