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2016年 04月 09日 ( 1 )

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足寄動物化石博物館=2015年8月撮影


 足寄動物化石博物館の新村龍也学芸員が,最新の3D技術を使い,古代セイウチの化石から 正確な生体復元画 を完成させました。
 今回の復元手法は,進化した3Dモデル制作技術を駆使したもので,石狩管内当別町で発見された1000万年前のセイウチ類の頭がい骨と下顎骨化石を,さまざまな角度からデジタル撮影し,3Dモデルを制作しました。
 骨の欠損部位を修復した後,おびひろ動物園で飼育しているアザラシ画像や帯広畜産大学で撮影されたトドのCTデータを参考に,肉の厚さなどを推計し生体標本を完成させました。復元した骨格データを3Dプリンターで出力しました。


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参考写真:タイヘイヨウセイウチ/Odobenus rosmarus divergens
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%83%81


 十勝毎日新聞が, 「3D画像で古代セイウチ復元 足寄動物化石博物館・新村学芸員」 と伝えています。


 【足寄】足寄動物化石博物館(澤村寛館長)の新村龍也学芸員(36)が最新の3D技術を使い,古代セイウチの化石から正確な生体復元画を完成させた。新村学芸員は「標本展示のレベルを向上させることができる新たな手法」と話している。

 せきつい動物化石の生体復元模型は,石こうなどで作られた骨格に粘土で組織を復元する伝統的な手法と,3Dスキャナやコンピューター断層撮影(CT)などによって得られた骨のデジタル3Dモデルの上にコンピューターで組織を復元する手法の2種類。ただ,粘土による復元は作業に多くの時間を要し,骨の3Dモデルによる復元は高価な機器が必要などの課題があった。

 今回の新たな復元手法は,進化した3Dモデル制作技術を駆使したもの。石狩管内当別町で発見された1000万年前のセイウチ類の頭がい骨と下顎骨化石を,さまざまな角度からデジタル撮影し,3Dモデルを制作。骨の欠損部位を修復した後,おびひろ動物園で飼育しているアザラシ画像や帯広畜産大学で撮影されたトドのCTデータを参考に,肉の厚さなどを推計し生体標本を完成させた。復元した骨格データは3Dプリンターで出力した。
   -略-
(鈴木裕之)


以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2016年04月05日6時00分の記事


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by hombetu | 2016-04-09 06:16 | 足寄町の様子 | Comments(0)

故郷十勝平野の本別の情報を中心に発信しています。(写真:義経伝説のふるさと本別。義経の里本別公園に立つ源義経の像)


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