2015年 12月 13日 ( 1 )

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神田日勝記念美術館=2015年8月撮影

 12月8日,鹿追町の神田日勝記念美術館で2015年度第2期常設展 「私のお気に入りの日勝さん PART1」 が,始まりました。
 昨年7月から今年6月までの1年間の来館者が投稿したアンケートの結果を基に,得票数の多い上位28点を展示しています。
 第1位は,「馬(絶筆・未完)」で,4分の1近い23.2%の432票を獲得しました。


◇1位 「馬(絶筆・未完)」
◇2位 「飯場の風景」
◇3位 「雪の農場」
◇4位 「馬」
◇5位 「静物」

 私(ブログ作成者)
は,十勝に帰省して,何度となく神田日勝記念美術館を訪れました。
 日勝の作品を前にすると,十勝の大地に命をかけて生きた「魂」が感じられます。
 NHKテレビの日曜美術館で放送された,「“半身の馬” 大地の画家・神田日勝」の番組も感動的でした。私は,本放送と再放送の2回見ました。番組には,何と日勝の夫人が出演し,たんたんと在りし日の日勝について語っていました。
 今まで,遠くの人と思っていた日勝が,何だか身近な人になったような気がしました。それ以来,何度も録画した番組を見て,思いを新たにしています。
 これからも,帰省したら,作品に合いに行こうと思います。

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神田日勝記念美術館ポスター=2016年8月撮影
(この画像は,後から挿入しました)

 十勝毎日新聞が, 「『馬(絶筆・未完)』ダントツの1位 お気に入りの日勝さん展」 と伝えています。


 【鹿追】神田日勝記念美術館(菅訓章館長)で2015年度第2期常設展「私のお気に入りの日勝さんPart1」が8日,始まった。昨年7月から今年6月までの1年間の来館者が投稿したアンケートの結果を基に,得票数の多い上位28点を展示している。第1位は「馬(絶筆・未完)」だった。


 同美術館では,所蔵する神田日勝の作品の中から人気の高い作品で構成した常設展を初めて企画。昨年7月から来館者向けに応募用紙を用意し,好きな作品,記憶に残る作品,もう一度みたい作品などを感想や思い出,エピソードなどを添えて記入してもらった。


 応募総数は1866件(複数回答含む)で,第1位は4分の1近い23・2%の432票を獲得した「馬(絶筆・未完)」。添えられた感想には「おとなしそうだが,力強さも感じられる馬の目と姿。神田日勝の自画像とも受け止められる作品」「馬の目に命が宿っている」「自らの死を意識しながら描き始めたのだろうか…と想像するととても切ない気持ちになりました」など深い感銘が記されている。


 第2位は「飯場の風景」(168票,9%)。「若くして亡くなった父は飯場を移動しながら山の仕事をしていました。画家には“名もなきもの”に注がれる敬いのまなざしがある」と郷愁を呼び起こされた人が多い。


 第3位は「雪の農場」(165票8・8%)。「柔らかな光の中の静けさ」「北海道の冬がこの絵に凝縮されている」など静けさや落ち着きを支持する人が多かった。

 菅館長は「第1位は当然の結果。他の作品も妥当な順位だろう」としている。

   -略-


以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2015年12月10日07時00分の記事


参考:神田 日勝

 神田 日勝(かんだ にっしょう,1937年12月8日 – 1970年8月25日)は日本の画家。
 東京市板橋区練馬(現東京都練馬区練馬)生まれ。8歳のときに戦火を逃れる為に一家で北海道鹿追町へ疎開し,そのまま定住。農業をするかたわら独学で油絵をはじめ,その後,平原社美術協会展(平原社展)や全道美術協会展(全道展)で活躍。北海道を代表する画家として評価を得つつも,32歳の若さでこの世を去った。
 ベニヤ板にペインティングナイフやコテで描く力強いタッチの具象画で有名。農家でもあったことから,農耕馬や牛などをモチーフにした画も多い。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%94%B0%E6%97%A5%E5%8B%9D


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