2015年 03月 10日 ( 1 )

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写真:帯広大谷短期大学=2014年6月撮影

 全国的な介護福祉士不足を受け,音更,幕別,本別の3町は新年度, 介護福祉士の養成に向けた助成事業 に着手します。
 教育機関や施設を通じ,介護福祉職を目指す人への経済的支援などに取り組み,人材の養成と確保につなげます。
 音更町は帯広大谷短期大学の社会福祉科介護福祉専攻に進学する学生に対して就学援助を行います。
 本別町は,介護職員の資質向上と町内での定着を図るてめ,民間の介護職員が資格を取得するための研修費用の一部を補助する計画です。民間福祉関係事業所の人材養成に関し,行政が財政支援を行うのは管内では珍しいとのことです。
写真:本別町役場=2014年1月撮影


 十勝毎日新聞が, 「介護福祉士養成を支援 音更,本別,幕別」 と伝えています。


 【音更・幕別・本別】全国的な介護福祉士不足を受け,音更,幕別,本別の3町は新年度,介護福祉士の養成に向けた助成事業に着手する。教育機関や施設を通じ,介護福祉職を目指す人への経済的支援などに取り組み,人材の養成と確保につなげる。

 音更町は帯広大谷短期大学(田中厚一学長)の社会福祉科介護福祉専攻に進学する学生に対して就学援助を行う。授業料や教科書購入費などを一部助成する経済的支援を通じ,全国的に不足する介護福祉士の養成と地域への定着を目指す。

 新年度予算に事業費1000万円を計上した。財源は,昨年度から特典制度を設けたふるさと寄付金を活用する。

 町によると,同短大の同専攻で定員割れが続き,2012年度から募集定員が40人に半減,新年度に2年生になる学生は21人。全国的に不足する介護福祉士を養成するため,就学支援を始める。

 具体的な支援策は,同専攻の学生に対し,授業料や教科書購入費,研修費用を一部助成し,助成額は1人当たり2年間で約40万円。卒業後,町内または十勝管内の福祉施設への勤務を助成条件に設定する。

 同短大は昨年12月,町社会福祉協議会と介護福祉分野での連携に関する包括協定を締結した。町社協は介護職を目指す学生の教育支援,短大側は町内の福祉施設職員の人材育成などに努め,地域の福祉力の向上を目指している。

 町の助成事業も,こうした地域における介護福祉士養成の一環で,寺山憲二町長は「少子高齢化社会を迎えるに当たり,介護福祉士を地域で育てていきたい」としている。(杉原尚勝)

   -略-

 本別町は民間の介護職員が資格を取得するための研修費用の一部を補助する。介護職員の資質向上と町内での定着を図るのが狙い。民間福祉関係事業所の人材養成に関し,行政が財政支援を行うのは管内では珍しい。

 対象は町内の民間介護福祉事業所などに勤務する人。補助額は資格の取得に要した費用の2分の1。上限は1人5万円。資格取得のための受験料や研修費,資料代などの他,受験地までの交通費も補助対象。対象者が所属する事業所に補助する。町は主に,無資格で採用された高卒者の初任者研修などを想定している。町は新年度予算で50万円を計上した。

 福祉業界の恒常的な人材不足が指摘される中,町内の関係団体で組織する「町介護事業者サービス連絡会」(会長・小枝剛町社会福祉協議会事務局長)からも補助を求める声が出されていた。

 町は「介護事業者にとって人材確保は喫緊の課題。研修費用の捻出が厳しい小規模事業者の一助になれば」(保健福祉課)とする。補助によって新規の資格取得者の掘り起こしも期待されている。(鈴木裕之)


以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2015年03月07日06時00分の記事


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