2014年 06月 06日 ( 1 )

 幕別町出身の昭和歌謡を代表する作曲家,故万城目正氏が作った名歌の一つ 「幕別町歌」を役場庁舎内などで 昼休みに流し始めました。
 「町民なのに歌えない」といった声を受け,町が立ち上がり,学校にもCDを配布し,少しでも浸透を図ろうと取り組んでいます。


 十勝毎日新聞が, 「町歌を知って,昼休みに庁舎内で流す 幕別」 と伝えています。


 【幕別】町出身の昭和歌謡を代表する作曲家,故万城目正氏(1905~68年)が作った名歌の一つ「幕別町歌」-。「町民なのに歌えない」といった声を受け,町が立ち上がった。役場庁舎内などで昼休みに流し始めたほか,学校にもCDを配布,少しでも浸透を図ろうと躍起だ。

 午後0時半。町役場庁舎内で「幕別町歌」が流れ出す。「風かおり,稲穂がゆれる,朝日をあびて~」。歌手の九条まり子さんが歌うものと,まくべつ混声合唱団が歌うものとの2バージョンで4分半ほど続く。

 「来庁者だけではなく,職員にも歌を知らない人がけっこういる。まずは自分たちがしっかり歌えるよう,繰り返し聴くことが重要」と,山本充総務係長は説明する。これまで開町記念式典など一部行事で流したことはあるが,特に普及活動はしていなかった。

 札内支所では設備がないため実施していないが,本庁舎と町保健福祉センターで昼休みに4月から流している。ある課長は「以前は全く歌えなかったが,昼食時に自然と耳に入るので今では歌える」と“効果”を強調している。

 きっかけは今年1月の町ホームページへの書き込み。新成人と思われる人が,成人式の際に演奏が流れても全く歌われていなかったこと,歌の存在も式のときに初めて知ったこと,学校で学ぶ機会をつくり歌えるようにしてほしいことなどがつづられていた。

 町教委は町内の全小・中学校に町歌のCDを配布し,音楽や学校行事などの際に活用してほしいと協力を要請。幕別中(西出伴良宏校長)では昼休みの放送の冒頭で定期的に流している。幕別小・中学出身の椿原雅章教頭は「自分が学生の頃は歌を聴く機会はけっこうあって覚えていた」とした上で,「定期的に耳にすることで子供たちにも身近になりつつある」と話す。

 山本係長は「今後,歌を流せる公共施設を広げられるか検討したい。老人クラブなど団体にCDを貸し出す取り組みも行っている」としている。

 万城目氏の功績を伝える「とかち昭和歌謡の会」の小助川勝義会長(幕別)は「われわれも普及を要望し,学校へのCD配布にも協力した。音楽的にも素晴らしく,もっと取り組みが盛んになればうれしい」と話している。(佐藤いづみ)


引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版
/2014年06月03日06時30分の記事

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写真:幕別町役場/2012年6月撮影

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