2013年 11月 27日 ( 1 )

 11月16日,とかちプラザ視聴覚室で ヒグマフォーラム2013が開催  されました。市街地での相次ぐ目撃情報や十勝でもヒグマによる農業被害が起きる中,人とヒグマとの共生に向けて研究者や行政機関,猟友会などの関係者が研究成果や方策を語り合いました。

 十勝毎日新聞が, 「ヒグマの生態を知り共生を 帯広でフォーラム初開催」 と伝えています。
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 「ヒグマフォーラム2013」(ヒグマの会=金川弘司会長=主催,帯広畜産大学共催)が16日,とかちプラザ視聴覚室で開かれた。市街地での相次ぐ目撃情報や十勝でもヒグマによる農業被害が起きる中,人とヒグマとの共生に向けて研究者や行政機関,猟友会などの関係者が研究成果や方策を語り合った。

 ヒグマと人間との“接近”が問題化されるのを受け,正しい知識や共生策を考える場として道内各地で開いている。十勝での開催は初めてだったが,道内外の研究者や学生など約220人が参加し,立ち見が出る状況に。農業被害など十勝の地域性にも踏み込んだ講演内容に,興味深く耳を傾けた。

 帯広畜産大の佐々木基樹准教授が解剖学の観点から,クマの生態や身体的特徴について基調講演した後,6人が順に語った。柳川久同大教授は多様な生物が生息する十勝の地域特性の理由を「市街地と農耕地を結ぶ河畔林や防風林が,小動物の生息地であり大型動物の移動経路でもあるため」と述べ,共存にはこれら森林の適切な管理が必要とした。

 十勝総合振興局環境生活課の塚野雅彦係長は,2012年度の管内のヒグマによる農業被害が4500万円に達する状況を説明。「人付き合いとヒグマ付き合いのマナーは同じ。他人の家の訪問時にチャイムを鳴らすように,笛や鈴で存在を知らせ無理せず引き返すことが必要」と説いた。

 同フォーラムの事務局の押田龍夫同大学教授は「札幌の市街地でヒグマが相次ぎ目撃されたが,十勝でも『対岸の火事』ではない。すぐ近くに生息するヒグマの生態に関する正しい知識を身につける機会になれば」と話していた。(原山知寿子)
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以上引用:十勝毎日新聞・帯広めーる 2013年11月17日の記事
http://www.tokachimail.com/obihiro/

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写真:とかちプラザ/2012年5月撮影
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