2012年 12月 13日 ( 1 )

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写真:帯広畜産大学

 帯広畜産大学と大手製パン会社「敷島製パン」 は,帯畜大敷地内の旧別科センターの内部を改修し,大学初の製パンラインを整備した産学官連携を推進する 実験施設「とかち夢パン工房」 が近く完成することになりました。
 新品種のパン用超強力小麦「ゆめちから」や十勝産のとかち野酵母などを使用したパン製造の共同研究拠点とします。小麦粉から製パンまで各工程の科学的変化を最新の分析器で追跡し、国内最大の小麦生産地・十勝で高品質なパン開発の検証が今後可能になる。

 十勝毎日新聞, 「帯畜大にパン研究工房 敷島製パンと連携 」 と伝えています。
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 帯広畜産大学(長澤秀行学長)と大手製パン会社「敷島製パン」(名古屋市、盛田淳夫社長)は帯畜大敷地内の旧別科センターの内部を改修、同大初の製パンラインを整備した産学官連携を推進する実験施設「とかち夢パン工房」が近く完成する。新品種のパン用超強力小麦「ゆめちから」や十勝産のとかち野酵母などを使用したパン製造の共同研究拠点とする。小麦粉から製パンまで各工程の科学的変化を最新の分析器で追跡し、国内最大の小麦生産地・十勝で高品質なパン開発の検証が今後可能になる。

 14日午前に施設の見学会を開く。初期投資の事業費は2000万円規模。旧別科センターは平屋建て239平方メートルで、このうち東側の一角にある部屋(82平方メートル)を改装して製パン工房を整備した。

 工房内にはミキサーやオーブン、発酵装置、整形装置、製氷機などをそろえ、冷凍生地を開発するための急速冷凍庫も置く。パン生地の物性変化を数値化する「ミキシングモニター」や、発酵の能力や条件を評価する「ファーモグラフ」などの専門機器で科学的に技術の向上を探り、十勝の関係機関との連携も模索する。

 またパン工房整備で学部生が小麦の生産現場から製粉、製パンまでの一連の過程を実習できるようになった。大学院生も小麦加工の基礎研究を行うことで、即戦力となる高度専門職の人材を求める食品関連企業への就職にも有利になると帯畜大側は判断。敷島製パンも大学の研究力を借りて製パン技術を高め、外国産に圧倒されている小麦市場での国産流通拡大と自給率向上を目指す。

 帯畜大と敷島製パンは4月、製パン研究などに関する包括連携協定を締結。研究成果の社会活用推進や共同研究、社会人学生の受け入れなどに協力することで合意した。6月には1カ月間限定で同社が道産の「ゆめちから入り食パン」を本州で限定発売。同社は「Pasco(パスコ)」のブランド名で知られ、業界では山崎製パンに続く第2位。(中津川甫)
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以上引用:十勝毎日新聞・帯広めーる 2012年12月07日の記事
http://www.tokachimail.com/obihiro/#a7
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