2012年 10月 21日 ( 1 )

b0171771_1532045.jpg
 帯広開発建設部が今年度,工事を本格化させている 十勝川中流部で 官民協働での川づくり が進んでいます。
 学識経験者や自然保護関係者らでつくる十勝川中流部市民協働会議が8月に発足し,治水と環境の両立を目指して,開建側と工事の実施状況などについて意見を交わしています。

 十勝毎日新聞が、 「官民協働で進む川づくり」 と伝えています。
-------------------------------------------------------------------------------------------------   帯広開発建設部が今年度、工事を本格化させている十勝川中流部で、官民協働での川づくりが進んでいる。学識経験者や自然保護関係者らでつくる十勝川中流部市民協働会議(代表・柳川久帯広畜産大教授、約50人)が8月に発足、治水と環境の両立を目指し、開建側と工事の実施状況などについて意見を交わしている。市民団体が河川管理者の協力の下、工事の実施状況までチェックするのは全国的にもまれで、他地域のモデルケースともなりそうだ。

 十勝川中流部は帯広市と音更町、幕別町の市街地を流れる13.4キロ(すずらん大橋−千代田えん堤)。大雨の際に水が流れる能力が不足しており、帯開建は掘削や流れの妨げとなる河畔林の伐採などを行う。

 十勝川中流部では十勝川と札内川の合流地点付近の相生中島地区で、市民が治水計画に対して提案する活動が行われてきた。同地区の工事がほぼ終わったのを受け、この活動に加わっていた有識者らを中心に、参加対象を広げ、発展継承する形で十勝川中流部の市民協働会議が発足した。

 帯開建は十勝川中流部の整備前、計画づくりの段階で、同会議の現在のメンバーらを交えたワークショップ(WS)を昨年度までに12回開いた。同会議はWS終了後も、行政主導ではなく、会議主導で工事が計画通り行われるかをチェックし、課題があればそのつど開建側に要望する。

 12日には今年2回目の現地見学会が開かれ、メンバーら約20人が参加。WSの中で市民側が提案した、樹林を伐採し再樹林化を防止するための湿地環境形成のための工事を見た。藤堂博事務局長は「かつて十勝川流域には湿地が多く、多様な生態系があった。湿地は整備されたが、計画と違って半分程度しか水がないことが課題」とした。

 官民協働のこの取り組みについて、柳川代表は「これまで開発局ベースで進められきた整備を、市民ベースに変えていくことにつながる」と話す。帯開建も市民団体によるチェック体制を受け入れ、「市民と一緒に川づくりを進めるのは十勝らしい意思決定のプロセス。治水事業に対する住民の満足度も高くなる」(武田淳史治水課長)としている。同会議は12月に一般向けの報告会も予定、関係自治体の参加も呼び掛けている。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース 2012年10月19日の記事
http://www.tokachi.co.jp/news/201210/20121019-0013795.php
[PR]