2012年 07月 11日 ( 1 )

 本別町美里別の空き住宅で、今年も神戸市の会社役員松島寛さん夫妻が、 避暑の田舎暮らし を始めました。
 昨年に続く滞在の松島さんは、地域の行事にも積極的に参加して住民とも顔なじみの仲で、滞在先近くの広場を「美里別地域活性化村」と名付け、地域の人と交流を楽しんでいます。

 十勝毎日新聞が、 「本別町美里別で神戸の夫婦が田舎暮らし」 と伝えています。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
【本別】 町美里別の空き住宅で、今年も神戸市の会社役員松島寛さん(79)と千代子さん(70)が避暑の田舎暮らしを始めた。昨年に続く滞在の松島さんは、地域の行事にも積極的に参加して住民とも顔なじみの仲。住民の有志は滞在先近くの広場を「美里別地域活性化村」と名付け、交流を楽しんでいる。

 会社経営の一線を退き、毎年夏にキャンピングカーで北海道旅行に来ていた松島さんは、3年前に本別で道に迷った。立ち寄った先が同町西美里別の農業荒木又造さん(82)の家。意気投合して交流が始まり、再訪時には美里別の空き家を使うことを提案された。

 松島さん夫婦も、道内を転々としながら車で寝泊まりする旅が年齢的に厳しくなり、7月から約2カ月間、美里別を拠点に道内を回るようになった。美里別では夫婦で老人クラブに入り、周囲の誘いでパークゴルフを楽しんだり、山登りに行った。「都会の近所付き合いは両隣3軒。ここでは両隣何キロからも人が来て、野菜を届けてくれたり行事に誘ってくれる」と地域のつながりを感じ、住民たちとの関係を築いた。

 こうした動きは住民も刺激し、空き家所有者の会社社長稲田正紀さん(72)は、近くの広場に松島さんの仲間がキャンピングカーで滞在できるよう土地を提供し、仮設トイレを置いた。隣の郵便局も屋外の流し台を使えるようにした。

 住民有志が一帯を活性村と名付けて受け入れ体制を整えるなど、行政による移住体験とは異なり、美里別では住民主導で田舎暮らしをする客人との交流を楽しんでいる。

 松島さん夫婦は6月下旬に到着。今月5日には広場でパーティーが開かれ、住民25人が歓迎した。千代子さんは「『観光地もないここにどうして来るの?』と聞かれるけれど、窓を開けたら隣に畑が広がる。私たちにとって人も土地も景色も最高の場所」と語り、松島さんも「車で寝泊まりして走るだけでは本当の北海道は知り得なかった」と話す。今夏は昨年より長い9月中旬まで滞在する予定だ。

 地元自治会の大和田和盛会長は「人口が減る中、1軒でも明かりがついてくれることがうれしい」と歓迎。活性化村の“村長”を名乗る荒木さんは「松島さんが来てくれて、わずかでも人の流れが生まれる。この出会いを大切にしたい」と話している。(安田義教)
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
以上引用:十勝毎日新聞・本別めーる 2012年07月07日の記事
http://www.tokachimail.com/honbetsu/

地図緑☆印:「美里別地域活性化村」

[PR]