2012年 03月 16日 ( 1 )

 2003年5月から毎月1回、帯広少年院に1万円の寄付金と絵手紙  の入った封書が届いています。
 消印は主に西帯広郵便局のため、院生からは親しみを込めて「西帯の匿名さん」と呼ばれています。

 十勝毎日新聞が、 「少年院に『西帯の匿名さん』から毎月の善意」 と伝えています。
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 帯広少年院(小山馨院長)に、1万円の寄付金と絵手紙の入った封書が2003年5月から毎月1回届いている。消印は主に西帯広郵便局のため、院生からは親しみを込めて「西帯の匿名さん」と呼ばれている。最初の寄付から約8年寄付を続け、3月で総額が100万円になった。同院では「寄付してくださる方が匿名を望んでいるのなら、探すつもりはないが、何らかの形で感謝の気持ちを伝えたい」としている。

 “匿名さん”から届いた最初の封書に同封されていた手紙に、「報道で91年から約9年間、同院に計106万円を寄付した帯広市の大場ヤエさん(故人)の存在を知った。その遺志を受け継ぎたい」との記載があったという。

 寄付金に添えられた絵手紙は和紙に筆で、ヒマワリや蘭など色鮮やかな花が描かれている。春には季節に合わせタンポポやツクシの絵。新年を迎えた際には、辰(たつ)年にちなんだ大きな竜に「親子の絆、友の支え」など心温まる言葉も寄せられていた。

 「早く親元へ帰れますように」「元気で過ごすことを願っています」という激励の言葉や、「夏の暑さに気をつけて」と体調を気遣うメッセージもある。

 寄付金は図書やDVDの購入費に充てている。同少年院では「院生に見せたい作品はいっぱいあるが、国の予算では賄いきれない。話題の小説などに触れ合うことで院生の教養が磨かれる」と感謝する。

 絵手紙は院生の目にも触れやすいように寮のホールに張っている。同院の佐藤伸二次長は「手間をかけて描いてくれている絵手紙から気持ちが伝わる。院生たちは匿名さんの期待を感じ取るので、更生への意欲につながっている」と話している。
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以上引用:十勝毎日新聞社ニュース 2012年03月15日の記事
http://www.tokachi.co.jp/news/201203/20120315-0012045.php

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写真:白樺の並木に囲まれた帯広少年院(フェンスの内部) 2011年8月撮影
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