2011年 10月 26日 ( 1 )

 北海道埋蔵文化財センターが、 更別村の香川遺跡で発掘調査 を行っています。
 これまでに、旧石器時代から縄文時代とみられる黒曜石の矢じりなど石器約200点が発見されています。
 現場では、高規格道路帯広広尾自動車道の建設工事が進められています。

 十勝毎日新聞が、 「更別・高規格道路建設現場の香川遺跡に多数の石器」 と伝えています。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
【更別】 高規格道路帯広広尾自動車道(約80キロ)の建設工事が進む上更別南9線の香川地区で、道埋蔵文化財センター(江別)が遺跡の発掘調査を行っている。これまでに、旧石器時代から縄文時代とみられる黒曜石の矢じりなど石器約200点が発見された。同センターは「定住跡は見つかっておらず、石器は他の場所でも発掘されているもの。工事には支障のないレベル」(中山昭大主査)としている。

 「香川遺跡」は国などが行う大規模開発に伴う道の文化財保護の手続きにより、道教委と村教委が2009年、建設予定地を歩いて調べるA調査を実施。10年11月のB調査で試掘した結果、縄文時代の矢じりが発掘されたため、本格的な調査となるC調査を9月13日~10月28日の日程で行っている。

 今回発掘された石器は、1万2000年前の旧石器時代のものが中心。木製の棒の先端側面に付け、狩猟用のやりの刃にした黒曜石製の「細石刃(さいせきじん)」(幅5ミリ、長さ1センチ程度)や、細石刃を作るために使った黒曜石の塊「細石核」が主で、縄文時代とみられる長さ5センチ、幅3センチほどのスクレイパー(獣の皮から肉をそぐ石器)も見つかっている。

 「頁岩(けつがん)製の石器など、道南方面との交流を示すものも発掘されている」(中山主査)という。同センターは今後、発掘された石器に関する調査報告書を年度内に作製し、石器を村に返却する。(宮木宗久)
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース2011年10月21日の記事
http://www.tokachimail.com/sarabetsu/
[PR]