2010年 07月 06日 ( 3 )

 6月20日(日)、陸別町で「りくべつ鉄道」の延伸に向け、ハイモを用いて状況調査を行いました。
 旧ふるさと銀河線の陸別駅構内で気動車の運転体験などを展開する「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」は、将来的な営業区間の延伸に向け、排雪モーターカー(通称・ハイモ)2台で同駅-川上駅間(10・47km)の線路や鉄橋などの状況を調査しました。旧銀河線が2006年に廃線となって以降、川上駅まで列車が走行したのは初めてです。b0171771_2533133.jpg
 2008年に開業したりくべつ鉄道は、動態保存している旧銀河線気動車(CR-75)の運転体験や乗車体験などを展開し、特に運転体験は鉄道ファンを中心にリピーターが増えています。今年度は1910年に設置された道内最古の転車台を復元、公開を始めたほか、大手旅行会社によるツアーも企画されるなど、鉄道遺産を活用した観光資源として注目されています。
 旧銀河線のレールは廃線後にほとんどの場所で撤去されましたが、町内では同鉄道の将来的な延伸を視野に陸別駅-川上駅間が残されていました。同鉄道は昨年、延伸に向けた調査研究の一環として、ハイモでけん引するトロッコで、旧陸別駅構外の金澤踏切-石井踏切間の片道2・8kmを試験的に運行し、観光客らの好評を得ました。
 今回の調査には同鉄道のスタッフやボランティアら15人が参加し、ハイモ2台と、それぞれがけん引するトロッコに乗車。石井踏切-川上駅間では線路内で高さ1mルほどに木が成長するなど、廃線から4年の歳月を感じさせ、時折停車して枝払いや除草を行いながらの調査となりました。レールや鉄橋の状態は良好だったとのことです。
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 6月29日(火)、携帯電話網と独自の情報通信ネットワークを活用し、エゾシカの食害を防ぐ実証実験が、音更町大盛(たいせい)で始まりました。動物が圃場(ほじょう)に侵入したことを感知する赤外線センサーを設置し、認識精度を高めるため、約2カ月間かけて検証します。
 実験は、総務省の「ユビキタス特区」継続事業に選ばれた「e−案山子プロジェクト」の一環として行われます。主体は携帯電話会社のソフトバンクモバイル(本社東京)で、技術分野を北部通信工業(本社福島市)、ソフト開発をインターネットウェア(本社東京)が担当します。
 日本の優れた通信・工業技術を活用し、農業に貢献する安価なシステムを提供するのが狙い。エゾシカによる食害が深刻な道内に合わせた技術開発が目的で、音更町と町内の生産者、家畜改良センター十勝牧場が全面的に協力します。b0171771_1934938.jpg
 同牧場の自然林に面する圃場は近年、エゾシカによる食害が目立ち、地域共通の課題。実験では田中さんの圃場に面した同場内に、高さ120センチの通信機能が付いたセンサー端末「e−案山子」を30~50メートル間隔で6基設置。これとは別に、赤外線で他の動物とエゾシカを区別するために改良した高さ2メートルのセンサー機器5基も現地で組み立てた。設置作業は6月29日から7月1日まで行われました。
《参考:動画「e−案山子」について》
http://www.youtube.com/watch?v=Em3NDAy939Q
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 7月4(日)、国土交通省は、高速道路無料化の社会実験が始まって初の週末となった3日の交通量を発表しました。無料化対象の道内を含む37路線50区間の平均交通量は、実験前の土曜日の1万1100台から、1万8500台と67%増加しました。
 実験初日の6月28日(月)から7月2日(金)までの交通量は、実験前の同じ曜日と比べて73~80%増で、3日の増加率は平日よりも縮小しました。
 道内で無料となった4路線5区間では、以下の通りでした。
◇道東道/音更帯広~池田間…2・65倍の(6900台)
◇深川留萌道/深川西~深川ジャンクション間…2・5倍(6500台)
◇道央道/深川~旭川鷹栖間…62%増
◇道東道/追分町~夕張間…43%増
◇日高道/苫小牧東~沼ノ端西間…7%増
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