参考写真:トキソプラズマのオーシスト(微分干渉法)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%BD%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%9E 帯広畜産大学原虫病研究センターの加藤健太郎准教授は,2017~2018年度の日本獣医学会賞を受賞した。
感染症「トキソプラズマ」 の発現メカニズム解析を通し,感染を抑える薬開発などの研究で,トキソプラズマを引き起こす原虫がヒトの細胞に侵入する際,ヒト細胞側のレセプター(受容体=細胞外の物質や光を受容する物質の総称)の種類を明らかにたことが評価されました。
帯広畜産大学構内=2017年2月撮影 十勝毎日新聞が,
「トキソプラズマ研究を評価 帯畜大の加藤准教授が獣医学会賞」 と伝えています。
帯広畜産大原虫病研究センターの加藤健太郎准教授(43)は,2017~18年度の日本獣医学会賞を受賞した。感染症「トキソプラズマ」の発現メカニズム解析を通し,感染を抑える薬開発などの研究成果が評価された。
日本獣医学会の正会員で,獣医学領域で顕著な研究業績を挙げた50歳以下の研究者に贈られる賞。今回は2人が選ばれ,9月に鹿児島県で開かれた日本獣医学会学術集会で表彰された。
加藤氏は,トキソプラズマを引き起こす原虫がヒトの細胞に侵入する際,ヒト細胞側のレセプター(受容体=細胞外の物質や光を受容する物質の総称)の種類を明らかにした。受容体は糖鎖(糖が結合した化合物)の一種で,この糖鎖の中に抗原虫作用があることを,ブタの感染実験で確認した。
-略-(池谷智仁)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2017年11月14日9時21分の記事