旧双葉幼稚園=2016年9月撮影撮影 5月19日,国の文化審議会は,
国の重要文化財(建造物)に新たに10件を登録するよう,文部科学大臣に答申しました。
道内からは帯広市内の
旧双葉幼稚園の園舎 が挙がっています。
園舎は,保育者で後の2代目園長臼田梅が発案し,1922年に完成しました。
閉園する2013年まで90年以上使われ,現在は宗教法人日本聖公会北海道教区が所有しています。
十勝毎日新聞が,
「双葉幼稚園園舎が国の重要文化財指定」 と伝えています。
国の文化審議会は19日,国の重要文化財(建造物)に新たに10件を登録するよう,文部科学大臣に答申した。道内からは帯広市内の旧双葉幼稚園の園舎(東4南10)が挙がった。
同園舎は1922年完成。当時の同園の保育者で後の2代目園長臼田梅が発案した。閉園する2013年まで90年以上使われた。10年に文化庁から,帯広初の国の登録有形文化財に指定された。現在は宗教法人日本聖公会北海道教区(札幌)が所有している。
答申では,同園舎について「近代の幼稚園園舎の基本計画である遊戯室中心の平面を持ち,大正期建造の園舎としては希少」「球形,四角形,三角形などの基本図形を用いた明快かつ独創的意匠」と説明され,意匠的に優秀で歴史的な価値があることを指定の基準とした。
-略-(大木祐介)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2017年05月19日17時00分の記事