参考写真:忠別岳から望むトムラウシ山
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排せつ物やティッシュペーパーが放置 されている問題で,十勝総合振興局や地元の山岳会などは,新得町役場で
対策会議 を開きました。
「全道一汚い」とされる南沼野営指定地の環境改善に取り組むことで一致し,対策組織「トムラウシ南沼汚名返上プロジェクト」を立ち上げました。
夏山シーズンに合わせて,携帯トイレに関する登山者アンケートや植生破壊の調査を現地で行います。
新得町役場=2015年8月撮影 十勝毎日新聞が,
「トムラウシ山のトイレ問題,汚名返上プロジェクト始動」 と伝えています。
【新得】大雪山系トムラウシ山(2141メートル)で登山者の排せつ物やティッシュペーパーが放置されている問題で,十勝総合振興局や地元の山岳会などは17日,町役場で対策会議を開き,「全道一汚い」とされる南沼野営指定地の環境改善に取り組むことで一致し,対策組織「トムラウシ南沼汚名返上プロジェクト」を立ち上げた。夏山シーズンに合わせて,携帯トイレに関する登山者アンケートや植生破壊の調査を現地で行う。
構成団体は,同振興局と新得山岳会,十勝山岳連盟,山のトイレを考える会(札幌),環境省上士幌自然保護官事務所,林野庁十勝西部森林管理署東大雪支署,新得町,上川総合振興局。会合には15人が出席し,対策組織の部会長に新得山岳会の小西則幸会長を選出した。 山頂手前の南沼には,テントが張れる野営指定地があり,ピーク時には100人程度が宿泊する。しかし,常設トイレがなく,携帯トイレブースも1基のため,周辺で排せつする登山者が後を絶たない。
人から見えない岩陰まで歩く「トイレ道」で高山植物が踏みつけられて裸地化し,排せつ物やティッシュペーパーが放置されている。「日本百名山」の一つとして人気が高く,登山者の増加に伴い問題も深刻化している。
-略-(安田義教)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2017年04月18日10時54分の記事