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本別・資料館企画展「川が育てたふるさと」

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義経大橋(前方は本別市街)
=2014年8月撮影

 9月6日,本別町歴史民俗資料館で,「川」にスポットを当てた 企画展「川が育てたふるさと」 が始まりました。
 生活や産業を支え,一方で災害で人命を危険にさらす川。企画展では,写真や年表,解説を加えながら,さまざまな角度から川を見詰めています。
 本別の町名はアイヌ語の「ポン・ベツ」(小さな川)に由来し,川からついた地名も多く,田野美妃館長は「川は生活文化のよりどころであり,災害との闘いでもあった。その歴史を改めて知ってほしい」と話しています。

 私(ブログ作成者)は,高校生まで本別で生活しました。
 蒸気機関車が走っていた国鉄池北線の本別駅で,列車が到着すると「ポンペーツ,ポンペーツ」とホームにアナウンスが流れていました。町名がアイヌの言葉に由来し,その意味が「小さな川」だということを,いつとはなく知りました。
 小学校に通学する途中に「フラツナイ」と言う地名があり,一説にはアイヌの言葉「くさい匂いのする川」だと言うことでした。友達とその小川でたくさんのドジョウをとって,柳川風「どじょう鍋」にしていただたこともあります。
 プールがない時代,夏はみんなと利別川で泳ぎました。本別川の流れる「夏川公園」へは,よく小学校の遠足ででかけました。
 また,本別の栄橋や仙美里の開拓橋が,大雨のため何度も流出したことが思い出されます。
 今月の初め帰省した折,田野館長から企画展のことをお聞きして,昔の故郷・本別を思い巡らせていました。

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「企画展」ポスター
=2016年9月,歴史民俗資料館で撮影

 十勝毎日新聞が, 「『川』にスポット 本別・資料館企画展」 と伝えています。
 【本別】町歴史民俗資料館で,「川」にスポットを当てた企画展「川が育てたふるさと」が始まった。生活や産業を支え,一方で災害で人命を危険にさらす川。企画展では,写真や年表,解説を加えながら,さまざまな角度から川を見詰めている。

 町内の川と橋のパネル,河川マップなど計100点を展示。開拓時代から現在までの川にかかわる産業,災害の歴史を記す年表も。また,川田工業(帯広)から提供を受けた,明治から昭和30年代ごろまでの十勝の渡船場を表す「位置図」も並ぶ。

 具体的には,大正期に豪雨で陥落した「栄橋」(現義経大橋),先の台風9号の利別川の増水の様子をとらえた写真,本別にも10カ所ほどあった渡船場跡,森林資源を川に流して運んだ「流送」の記録など。

  -略-

 本別の町名はアイヌ語の「ポン・ベツ」(小さな川)に由来するなど,川からついた地名も多く,同資料館の田野美妃館長は「川は生活文化のよりどころであり,災害との闘いでもあった。その歴史を改めて知ってほしい」としている。

  -略-
(木村仁根)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2016年09月21日6時30分の記事
by hombetu | 2016-09-24 06:31 | 本別町の様子 | Comments(0)
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