「7月15日 本別空襲展」=2014年8月撮影 本別町で7月10日開幕した特別展「7月15日 本別空襲を伝える~昭和史から見る戦後70年~」で,町歴史民俗資料館友の会が
ボランティアガイドを担当 します。
毎年開かれている同空襲展で会員がガイドを務めるのは初めてで,ガイドには戦後生まれの会員も参加しており,高橋利勝会長は「戦争体験を次世代に伝承していく集大成の事業」と話しています。
友の会はこれまで,本別空襲で被弾した町北5丁目のJA本別町「大通り倉庫」を映像資料として残すためにビデオや写真で記録したり,空襲の語り部として小中学生に当時の様子を伝えるなどの活動をしています。
JA本別町大通り倉庫(当時)=2011年8月撮影 十勝毎日新聞が,
「空襲展で初のボランティアガイド 本別・資料館友の会」 と伝えています。
【本別】10日開幕の特別展「7月15日 本別空襲を伝える~昭和史から見る戦後70年~」(町,町教委主催)で,町歴史民俗資料館友の会(高橋利勝会長)がボランティアガイドを務める。毎年開かれている同空襲展で会員がガイドを務めるのは初めて。ガイドには戦後生まれの会員も参加しており,高橋会長は「戦争体験を次世代に伝承していく集大成の事業」と話している。
同友の会はこれまで,本別空襲で被弾した町北5のJA本別町「大通り倉庫」を映像資料として残すためにビデオや写真で記録したり,空襲の語り部として小中学生に当時の様子を伝えるなどの活動をしている。
今回,戦後70周年の特別展で,広島平和記念資料館所蔵の実物資料や写真パネルが展示されることもあり,特別展のガイド役を買って出ることになった。
開幕を前にした8日,同資料館で開かれた展示案内学習会には60~80代の会員10人が参加。観覧順路の案内や展示物を説明するポイントなどを学び,ガイドの役割を確認した。
会員は同資料館の田野美妃館長の案内で,1・2階の展示スペースを見学し,原爆が投下された午前8時15分で止まった懐中時計など,それぞれの展示物の概要について説明を受けた。田野館長は「来館者とのコミュニケーションが大事。皆さんの体験も交えてガイドしてください」と要請した。
ガイドは8月16日までの開催期間中,平日は午前9時~正午,午後1時~同2時,土・日曜,祝日は午後1時~同3時に随時行う。
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(鈴木裕之)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2015年07月10日06時30分の記事