JA士幌町=2014年7月撮影 JA士幌町は今年度,JAの食品加工会社北海道フーズの敷地内北側に,
スナック菓子「じゃがりこ」を製造 する工場を新設することになりました。
スナック菓子製造のカルビーのOEM(相手先ブランド名製造)で生産しているポテトチップスから,売上高が伸びているじゃがりこに切り替えることで,消費者ニーズの対応強化を図るねらいです。
北海道フーズ=2014年7月撮影 十勝毎日新聞が,
「JA士幌,じゃがりこ工場」 と伝えています。
【士幌】JA士幌町(高橋正道組合長)は今年度,同JAの食品加工会社北海道フーズ(町西2線146,鹿島憲夫社長)の敷地内北側にスナック菓子「じゃがりこ」を製造する工場を新設する。スナック菓子製造のカルビー(本社東京)のOEM(相手先ブランド名製造)で生産しているポテトチップスから,売上高が伸びているじゃがりこに切り替えることで,消費者ニーズの対応強化を図る。
50億円で新設,来秋稼働
9日午前10時に町農業会館で開かれた同JAの通常総会で公表された。7月に着工,来年9月に製造を開始する見通し。総事業費は50億円を見込む。
カルビーによると,じゃがりこの売り上げは今年3月期で前年比7・9%増と好調に推移。このため,同社は需要増に伴う製造ラインの増強策として,原料の安定供給を続ける同JAと協議を重ね,現行のポテトチップスの製造を千歳工場に集約する形で合意したという。
北海道フーズはカルビー以外が製造する協力工場として1973年に設立。76年にポテトチップスの生産を開始し,産地限定の生産者還元用ポテトチップス(塩,のり塩,コンソメ味)を除いた昨年度の生産量は約1500万袋に上る。
カルビーの製品を製造する工場は全国に15あり,うちじゃがりこの製造工場は帯広,茨城,京都,滋賀,岐阜の5カ所。
帯広工場(市別府町)は1997年に創業し,増強などを経て現在の生産量は年間1億3000万箱,国内の3割を占める。(小縣大輝,眞尾敦)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2015年06月09日13時21分の記事