道の駅足寄銀河ホール21内の足型工房=2011年8月撮影
今月末で,足寄町で異業種のまちづくり団体「日本足並み会」が取り組む 足型採取 が70000枚を突破 しました。
4月30日に飲食店「熊の子」で開かれた2015年度総会で報告されました。
足型採取は,1988年の足寄町開基80周年記念事業を契機に結成された同会の主要事業で,「足寄の町に足跡を残してもらおう」と実施しています。
足型採取は,道の駅あしょろ銀河ホール21敷地内の『足型工房』で実施されました。
はめ込まれた足型=2011年8月撮影
十勝毎日新聞が, 「『足型』7000枚突破 日本足並み会『喜ばしい歴史』」 と伝えています。
【足寄】異業種のまちづくり団体「日本足並み会」(高橋秀樹会長,会員99個人・団体)が取り組む足型採取が,今年3月末で7000枚の大台を突破した。4月30日に飲食店「熊の子」で開かれた2015年度総会で報告された。 足型採取は,1988年の町開基80周年記念事業を契機に結成された同会の主要事業。「足寄の町に足跡を残してもらおう」と実施している。
道の駅あしょろ銀河ホール21敷地内の「足型工房」で実施。特殊セメントで固め,名前と住所を書いたプレートを埋め込んだインターロッキングブロックを同駅前通りの歩道に敷設している。
これまでに,町出身の歌手松山千春さんをはじめ,多くの町民や道内外の観光客の足型を採取。足寄高校卒業生の足型採取は恒例になっている。現在は都道府県在住者の足型ブロックが敷設されている。2014年度は町外在住者約100人を含む182人から採取し,累計7006枚に達した。
総会では15年度も引き続き,破損ネームプレートの補修や雑草除去などの保全・管理を行う他,東京・札幌足寄会会員(町外者)の採取料金を2500円に引き下げること(現行3000円),敷設済みのブロックの保全・管理期間を20年と定めることを決めた。
高橋会長は「7000人の大台突破は,喜ばしい歴史。まちづくりの活動として,継続していく」と話した。