参考写真:ハンガリー国宝に指定されているマンガリッツァ豚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A1#mediaviewer/File:Mangalitsa.JPG 丸勝は,ハンガリーで“食べる国宝”とされる
「マンガリッツァ豚」の飼育 に乗り出します。
11月4日付で農水省から生体での輸入を許可されました。
来年にも十勝管内に導入して,豚肉の加工・販売なども自社で行う予定です。
十勝毎日新聞が, 「ハンガリーの国宝豚マンガリッツァ飼育へ 丸勝」 と伝えています。
丸勝(帯広市,梶原雅仁社長)は,ハンガリーで“食べる国宝”とされる「マンガリッツァ豚」の十勝での飼育に乗り出す。4日付で農水省が生体での輸入を許可。来年にも管内に導入して豚肉の加工・販売なども自社で行い,十勝の食と観光の新たな名物とすることを目指す。
同社が運営する十勝ヒルズ(幕別町)内のレストランは,ハンガリー駐日大使館でシェフを務めた経験がある同国シェフが担う。現在もマンガリッツァ豚の肉を同国から輸入して使用しており,今後は自社での食肉生産を目指す。
同社の関係者が同国を訪れ,現地の業界団体と条件面などで話し合い,定められた飼育方法を守ることなどを条件に生体輸入の許可を受けた。動物検疫上,豚の生体での輸入は難しく,着手から約2年掛かって両国家間で条件面などで合意した。農水省によるとハンガリーからの豚生体の輸入は初めて。
マンガリッツァ豚は,森や草地など自然環境の中でビートやカボチャなどを食べて育ち,気温マイナス30度にも耐えられる。ハンガリー政府が2004年に国家遺産に認定し,食べられる国宝となった。
同豚の加工品を扱うピックサラミ社(ハンガリー)東京事務所によると「国内で約5万頭が飼育され,ヨーロッパの高級レストランで使われている。肉質は霜降りで癖がなく,和食,中華にも合う」という。
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(眞尾敦)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2014年11月07日13時31分の記事
参考:マンガリッツァ
マンガリッツァ(洪: Mangalica,英: Mangalitza,米: Mangalitsa)とは,19世紀前半に誕生したハンガリー固有の,希少種の豚である。2004年にはハンガリーの国宝に指定されている。全身がカールした毛で覆われているため,別名「ウーリーピッグ(羊毛の豚)」とも呼ばれている。毛の色によって,金,赤,黒と3種類に分類することができ,黒い鼻の淵,口元,蹄を持っているのが特徴である。
現在マンガリッツァの肉は,ハンガリーの高級料理店「グンデル(Gundel)」を始めとして,ドイツの三ツ星レストラン「ビクターズ(Victor's Gourmet-Restaurant Schloss Berg in Perl)」やウィーンの「ツム・ヴァイセン・ラウフファングケーラー(Zum Weissen Rauchfangkehrer)」などで使用されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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