写真:主会場の新得町公民館=2012年6月撮影
9月5日~7日の3日間,全国の大学生を対象にした 「サマースクールWood in Culture~木のある文化へ」2014in北海道しんとく が,新得町公民館を主会場に開かれた。座学だけでなく,町内の施設の視察や町民へインタビューなどのフィールドワークを通して新得ファンとなった学生もいた。
林業や建築学,環境学,造園学などを学ぶ学生に,広い視野を持った「木の文化」の担い手育成が目的。昨年初めて多摩川源流の山梨県小菅村で開かれ,新得が第2回の会場となり,
十勝毎日新聞が, 「全国の大学生らが木のある文化を学ぶ 新得」 と伝えています。
【新得】全国の大学生を対象にした「サマースクールWood in Culture~木のある文化へ」2014in北海道しんとく(実行委員会主催)が5~7の3日間,新得町公民館を主会場に開かれた。座学だけでなく,町内の施設の視察や町民へインタビューなどのフィールドワークを通して新得ファンとなった学生もいた。
林業や建築学,環境学,造園学などを学ぶ学生に,広い視野を持った「木の文化」の担い手育成が目的。昨年初めて多摩川源流の山梨県小菅村で開かれ,新得が第2回の会場となり,学生30人,一般4人,スタッフ12人が参加した。
「木と食」をテーマにアイヌ文化やエゾシカとの共生,北の木の文化など7つの講義が繰り広げられ,共働学舎新得農場の宮嶋望代表もバイオダイナミック農業と木の関係についてレクチャー。町郷土研究会の安倍範夫さんは新得の開拓史などを紹介した。共働学舎新得農場でのチーズ製造,ドリームヒル・トムラウシでのエゾシカ一時管理場などを視察。また,フィールドワークとして森林組合や牧場,レディースファームスクール,農村ホームステイなどの関係者へのインタビューも行い,学生たちは新得の魅力を発見していた。(大野篤志)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2014年09月09日22時47分の記事