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帯広で「蝦夷梅雨」の状態

 十勝地方は18日も断続的な雨模様となり、帯広では6月6日以降、13日連続で降水を観測するなど 「蝦夷(えぞ)梅雨」の状態 が続いています。


 十勝毎日新聞が, 「 帯広で13日連続降雨観測 蝦夷梅雨の状態」 と伝えています。


 十勝地方は18日も断続的な雨模様となり、帯広では6日以降、13日連続で降水を観測するなど「蝦夷(えぞ)梅雨」の状態が続いている。

 帯広測候所によると、6日以降は北海道の東側の高気圧と西側の低気圧によって、太平洋側から暖かく湿った空気が入った。12~13日には、西側から低気圧がゆっくり接近してまとまった雨を降らせ、その後は気圧の谷の中にあるため、ぐずついた天気になっている。

 本州方面から低気圧が接近する19日か20日ごろまでぐずついた天気が続いた後、一時的に天気は回復する見通し。ただ、依然として気圧の谷の中にあるため、その後も再び天気は下り坂になりそう。

 帯広の連続降水日数の記録は、1943年8月9日~9月13日の36日間が最長。6月では、83年6月5日~7月1日の27日間。近年では、2012年6月30日~7月13日の14日連続という記録もある。(杉原尚勝)


以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2014年06月01日の記事


参考:梅雨/蝦夷梅雨
 梅雨(つゆ、ばいう)は、北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国の華南や華中の沿海部、および台湾など、東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけて毎年めぐって来る曇りや雨の多い期間のこと。

蝦夷梅雨[編集]
 一般に北海道に梅雨はないといわれるが、これは梅雨前線がおもに本州上に停滞することや、梅雨の終わりには前線の勢力が衰え、北上する速度が非常に速くなっていることから、北海道で梅雨によると思われる降水が長く続かないことが多いからである。
 また、年によっては2週間程度、本州の梅雨と同じ時期にぐずつき肌寒い天気が続くことがあり、これを「蝦夷梅雨」(えぞつゆ)と呼ぶ。おもにオホーツク高気圧の勢力南下にともなう気象で、俗に「リラ冷え」とも呼ばれる。なお、気象庁ではこれを梅雨とは認めていない。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E9%9B%A8#.E8.9D.A6.E5.A4.B7.E6.A2.85.E9.9B.A8


 帯広で「蝦夷梅雨」の状態_b0171771_01505524.jpg

図:梅雨前線の北上の様子。梅雨をもたらす4気団の位置及び梅雨期間中の勢力変化も示した。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E9%9B%A8#mediaviewer/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:East_asian_baiu-front_and_air_masses.png


by hombetu | 2014-06-19 06:33 | 十勝の町や村の様子 | Comments(0)
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