緑ケ丘公園で十勝監獄炊事場跡の遺構発見

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写真:「十勝監獄跡」記念碑/2012年9月撮影


 帯広市の緑ケ丘公園内で, 北海道集治監十勝分監の炊事場跡 とみられる遺構が発見されたことが16日までに分かりました。
 100年以上前に整備された分監では,多くの囚人が労役として帯広・十勝の基盤整備に携わっており,当時を知る貴重な産業遺産として注目されそうです。
 
 私(ブログ作成者)は,帯広に帰る折に緑ケ丘公園に残る「十勝監獄跡」(上写真)「十勝監獄石油庫」(下写真)を目にしました。「十勝監獄」は,明治28(1895)年設置の北海道集治監十勝分監で,明治36年には十勝監獄と改称独立したとのこと。その名残を現在にとどめる,数少ない文化的遺産の一つで,帯広市で現存する最古の建造物です。
 今回は,同じ敷地内から発見されたことになります。

 現在,帯広刑務所は移転し,道を挟んで「帯広少年院」の中等少年院と特別少年院が併設されています。


 十勝毎日新聞が, 「十勝監獄炊事場跡の遺構発見 帯広の緑ケ丘公園内で」 と伝えています。


 帯広市の緑ケ丘公園内で,「北海道集治監十勝分監(十勝監獄)」の炊事場跡とみられる遺構が発見されたことが16日までに分かった。100年以上前に整備された分監では,多くの囚人が労役として帯広・十勝の基盤整備に携わっており,当時を知る貴重な産業遺産として注目されそうだ。市は17日に報道機関に,21,22日には一般に公開する他,既存資料との照会調査などで全容を明らかにする。

 市は5~7月の工期で同公園内のグリーステージと百年記念館の間の園路を,アスファルト舗装するバリアフリー化工事を進めている。市によると,今月4日,受注業者が砂利を深さ1~1・2メートルで掘り返したところ,大量のレンガを発見した。報告を受けた市,市教委で十勝分監の炊事場跡と推察した。

 園路整備工事は幅員5メートルほどで実施しているが,発見されたのは一部分で「どの程度の範囲なのか判明していない」(生涯学習部)という。同分監の炊事場跡は当時の平面図,立面図が残されている。発見部分を避けて工事を続けている。

 敦賀光裕生涯学習部企画調整監は「石油庫のような完全な形で残されていないが,図面や当時の資料との確認作業を急ぎ,保存に向けても検討したい」と話している。また,「雨天続きで地盤が悪いので,一般公開日までは個人見学はせず,現場に近寄らないでほしい」と呼び掛けている。

 同分監は全国的な囚人収容施設の混雑に伴い,1895年に開設され,1903年に緑ケ丘に「十勝監獄」として独立改称した。十勝開拓には多くの囚人が労働力して関わり,帯広発展の基盤をつくったとされる。同分監石油庫は82年に,建物としては最初の市指定文化財に指定されている。


以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版
/2014年06月16日13時38分の記事

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写真:緑ヶ丘公園内に残る十勝監獄石油庫/2012年9月撮影


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by hombetu | 2014-06-18 06:13 | 帯広市の様子 | Comments(0)