参考写真:陸別町役場
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B8%E5%88%A5%E7%94%BA 5月8日,民間有識者らでつくる
「日本創成会議」の人口減少問題検討分科会(座長・増田寛也元総務相)は独自に推計した2040年時点での全国の市区町村別人口を発表しました。
現在のペースで人口の移動が続く場合,10年~40年の間に子供を産む中心的な年代である20~39歳の若年女性が,半分以下に減る自治体を,仮に出生率が大幅に改善しても人口減少に歯止めがかからない「消滅可能性都市」と定義しています。
十勝管内は19市町村中,陸別町や豊頃町など
13町が「消滅可能都市」に該当すると試算しています。
◇本別町と近隣の町の将来推計人口
十勝毎日新聞が, 「十勝は13町が『消滅可能性』 将来推計人口」 と伝えています。
民間有識者らでつくる「日本創成会議」の人口減少問題検討分科会(座長・増田寛也元総務相)は8日,独自に推計した2040年時点での全国の市区町村別人口を発表した。現在のペースで人口の移動が続く場合,10年~40年の間に子供を産む中心的な年代である若年女性(20~39歳)が半分以下に減る自治体を,仮に出生率が大幅に改善しても人口減少に歯止めがかからない「消滅可能性都市」と定義。十勝管内は19市町村中,陸別町や豊頃町など13町が該当すると試算した。全国では全体の約5割を占める896自治体。このうち40年時点で人口1万人を切る,管内13町を含む523自治体に関しては,「消滅の可能性が高い」と分析。早急に少子化を止め,地方拠点都市を中心に投資と施策の集中が必要だと提言した。
同分科会は,国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が昨年発表した将来推計人口を基に試算。この中で20~39歳の女性人口の増減に着目。就業などでこの年代の女性が地方から大都市圏に流出すると,地方では子供も増えないため人口減少が止まらず,最終的に住民サービスの提供など自治体機能を維持することが難しくなると予測した。
管内の若年女性人口変化率を見ると,最も減少幅が大きいのは陸別町で72・8%。10年の193人から40年には52人になるとした。次いで豊頃町70・5%,上士幌町67・6%。
減少幅が小さいのは音更町で17・3%。次いで芽室町28・1%,幕別町28・1%と近隣三町が上位に。音更は道内でも東神楽町(16・2%)に次いで2番目に小さかった。一方,帯広市は49・8%減とかろうじて減少幅は5割を下回った。札幌市を除く道内35市の中で,5割を下回ったのは帯広を含めて10市のみ。
-略-
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版 =2014年05月09日13時21分の記事