農産公社解散で「道の駅足寄湖」存続の危機

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写真:道の駅足寄湖/2011年8月撮影

 10月末までに道の駅足寄湖内でチーズを製造販売する第三セクターあしょろ農産公社がチーズの製造販売を終了しました。
 公社は今年度末で解散する方針を示していますが,製造や道の駅の管理などの業務を受け継ぐ企業はめどが立ってません。来年4月には「無人駅」となる可能性もあり,今後は事業の譲渡や 道の駅足寄湖の存廃の行方 が大きな焦点となる

 十勝毎日新聞が, 「農産公社解散で道の駅存続の危機 足寄」 と伝えています。
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 【足寄】道の駅足寄湖(町中矢673)内でチーズを製造販売する第三セクターあしょろ農産公社(新津賀庸社長)が10月末までにチーズの製造販売を終了した。同公社は今年度末で解散する方針を示しているが,製造や道の駅の管理などの業務を受け継ぐ企業はめどが立っていない。来年4月には「無人駅」となる可能性もあり,最終的には道開発局から受けた道の駅の指定を返上する選択肢も浮上している。今後は事業の譲渡や道の駅足寄湖の存廃の行方が大きな焦点となる。

 同公社は1993年,道の駅足寄湖が指定された同時期に設立された。資本金3000万円のうち,町が2000万円,JAあしょろが500万円を出資している。同道の駅エーデルケーゼ館でチーズ工場や喫茶「ハイデ」,売店などを運営し,工場ではカマンベールやゴーダ,モッツァレラなど各種のチーズを製造している。2003年に道東道足寄インターチェンジが開通すると,道の駅の前の幹線である国道241号の交通量が減少し,直売の不振が続いた今年10月に公社解散の方針を固めた。

 1日には同館前にレストラン・売店の営業中止を告げる張り紙がされ,入口には立ち入り禁止のチェーンが張られた。従業員は残った商品を回収し,道の駅内の同公社関連の看板は撤去された。熟成中のチーズなどは今後,外販に回される。

 チーズの製造販売が終わったことで,同公社が行ってきた業務の受け皿探しが焦点となっている。今後,町が施設を同業者(農畜産加工)に貸与する,他業者の進出,トイレなどを残し道の駅機能を維持するなどの可能性があるが,町は「方法論も含めて検討中」としている。同公社の業務に関する問い合わせも数件あったが,具体的な協議には至っていない。複数の関係者からは「仮に事業を引き継ぐところがあったとしても,来年4月からというのは簡単ではない」との声が聞かれる。

 管理者がいない状態が続けば,道の駅としての機能を維持するのは難しい。この場合,国道241号沿いの観光施設がほとんどなくなることから,町の観光イメージの低下は避けられない。安久津勝彦町長は「道の駅の継続は難しい」としながらも,「継続のために最低限何が必要かを検討するなど努力を続ける。来年3月末までに何らかのめどを付けたい」と話している。(菊池宗矩)
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以上引用:十勝毎日新聞・足寄めーる 2013年11月03日の記事
http://www.tokachimail.com/ashoro/
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by hombetu | 2013-11-09 07:36 | 足寄町の様子 | Comments(0)