高橋揆一郎さんの遺稿,神田日勝記念美術館に寄贈

 神田日勝記念美術館の2代目館長で芥川賞作家の高橋揆一郎さんが日勝の生涯を描いた 評伝「未完の馬」の草稿 が,高橋さんのおいの高橋驍さんから美術館に寄贈されました。

 十勝毎日新聞が, 「高橋揆一郎さんの遺稿寄贈 鹿追・神田日勝館に遺族」 と伝えています。
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 【鹿追】神田日勝記念美術館の2代目館長で芥川賞作家の高橋揆一郎さん(1928~2007年)が日勝の生涯を描いた評伝「未完の馬」の草稿が,高橋さんのおいの高橋驍(つよし)さん=滝川市在住=から同館に寄贈された。

 揆一郎さんが館長に就任するきっかけにもなった同作品は1986年に「別冊文藝春秋」176号に発表され,89年8月に刊行された「えんぴつの花」に収載された。95年4月に十勝毎日新聞社が単独で再刊した。

 今春,遺族から同館に申し出があり,約670枚の草稿のうち,驍さんが所有していた一部と,別冊文藝春秋掲載時の校正原稿が寄贈された。原稿は揆一郎さんの自筆で,至る所に推敲(すいこう)を重ねた跡の朱記が見られる。

 作品名の「未完の馬」は日勝最後の作品「馬(絶筆)」にちなんだもの。83年に鹿追町での文化講演会の講師として招かれた際に,日勝ゆかりの人々を取材して執筆した。

 30年前の取材時に町文化連盟事務局として案内役を務めた菅訓章現館長は「高橋元館長の7回忌に未完の馬が歩いてきてくれた。貴重な原稿を寄贈していただいたご遺族に感謝したい」と話している。今後企画展などでの公開も検討する。

 揆一郎さんは歌志内市生まれ。若い頃から炭坑町などを舞台にした小説を発表。78年に「伸予」で芥川賞を受賞している。94年7月から2002年3月まで同館の館長を務めた。(古川雄介)
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以上引用:十勝毎日新聞社・鹿追めーる 2013年10月17日の記事
http://www.tokachimail.com/shikaoi/

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写真:神田日勝記念美術館/2011年8月撮影
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by hombetu | 2013-10-23 19:04 | 十勝の町や村の様子 | Comments(0)