参考写真:米国ノーマンのドップラー・レーダーを用いた測候所
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC 名古屋大学太陽地球環境研究所は、陸別町内に極東地域としては2基目の
「短波ドップラー・レーダー」を設置 することになったことを,8付月23日までに複数の名大関係者が明らかにしました。設置場所は町ポントマムの町有地を予定しています。
陸別では同研究所が2006年度に極東初となる短波レーダーを完成、連続観測を開始しています
参考:名古屋大学「北海道-陸別HFレーダー」ホームページhttp://center.stelab.nagoya-u.ac.jp/hokkaido/indexj.html 十勝毎日新聞が,
「極東2基目の短波レーダー 名大が陸別に設置」 と伝えています。
【陸別】名古屋大学太陽地球環境研究所(愛知県名古屋市)は、極東地域としては2基目の「短波ドップラー・レーダー」を町内に設置する。23日までに複数の名大関係者が明らかにした。人工衛星の計器故障や航空機の通信障害などを引き起こす、電離層内の電圧変化を瞬時に直接監視できる仕組みで、観測データは世界各国の研究機関に送られる。設置場所は町ポントマムの町有地を予定している。
陸別では同研究所が06年度に極東初となる短波レーダーを完成、連続観測を開始している。新たに設置されるのは長さ約15メートルのアンテナで、約15メートル間隔に並ぶ主アンテナ16本、副アンテナ4本のタイプになるとみられる。着工、完成、観測開始時期は未定。これまで世界の短波レーダーの“空白域”だったシベリア圏の上空に電波を発射する。
世界11カ国による国際共同プロジェクト(SuperDARN)の一環で設置する。短波レーダーは2月10日時点で、北半球に21基、南半球に11基が設置され、極域や中緯度域を埋め尽くすように展開し、広域にわたる電離圏の流れの様子(プラズマ対流)を観測し続けている。
-略-
(菊池宗矩)
<短波ドップラー・レーダー>
地上に設置したアンテナから主に電離圏に短波電波を発射し、戻った電波を解析。超高層圏の大気の荷粒電子運動などを電圧の変動として把握し、最高1秒までの精度で測定が可能。
以上引用:十勝毎日新聞・陸別めーる =2013年08月24日の記事
http://www.tokachimail.com/rikubetsu/