本別町,戦争跡地を巡るバスツアー

 8月5日,本別町歴史民俗資料館が,開催中の企画展「7月15日本別空襲を伝える」の関連事業として, 十勝管内の戦争跡地を巡るツアー を行いました。
 今年の資料館の企画展は,本別空襲の弾痕が残っていたJA本別町の「大通り倉庫」の取り壊しに合わせ,戦争跡地をテーマに開かれています。

参考:記者が見た戦争.4「陸軍トーチカ跡 豊頃町」
http://www.tokachi.co.jp/kachi/jour/06senseki/20060812/04.htm

 十勝毎日新聞が, 「バスツアーで戦争跡地巡る 本別」 と伝えています。
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 【本別】町歴史民俗資料館(田野美妃館長)は5日、十勝管内の戦争跡地を巡るツアーを行った。同館で開催中の企画展「7月15日本別空襲を伝える」の関連事業。町民21人が浦幌や豊頃、帯広に残る戦争遺跡と資料館を訪ね、戦争の悲惨さや平和の大切さを改めて考えた。

 今年の企画展は本別空襲の弾痕が残っていたJA本別町の「大通り倉庫」の取り壊しに合わせ、戦争跡地をテーマに開いている。関連事業として町外の遺跡に目を向け、現地で関係者の話を聞き、実際に目にするバスツアーを企画した。

 一行は浦幌町立博物館で戦争展を観覧後、豊頃町の豊北海岸に移動し、沿岸の防衛陣地だったトーチカを見学した。ロシア語で「点、地点」を意味するコンクリート製の建造物は、中に入った日本兵が横穴から軽機関銃で、上陸した米軍を銃撃する目的。同博物館の佐藤芳雄館長は「コンクリート製だが鉄筋はなく、大砲が当たれば壊れた。玉砕覚悟のトーチカだった」と説明した。

 参加者は「銃眼」と呼ばれるトーチカの横穴をのぞきこんだり、上に登ったりし、海岸沿いに静かに残る戦争遺産に触れた。遠藤俊雄さん(82)は「戦中にここに造ったと聞いてはいたが、実際に見たのは初めて。戦争の壮絶さを表している感じ」と話した。

 帯広では陸上自衛隊帯広駐屯地内の資料館や、帯広の森に残る旧日本軍の戦闘機格納庫「掩体壕(えんたいごう)」も見た。田野館長は「普段は見ることが少ない跡地を訪れる機会になった。『勉強になった』という声もあり、みんなで見に行くことができて良かった」と振り返った。

 企画展は30日まで。入館無料。日・月曜休館。問い合わせは町歴史民俗資料館(0156・22・5112)へ。(安田義教)
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以上引用:十勝毎日新聞・本別めーる 2013年08月07日の記事
http://www.tokachimail.com/honbetsu/

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写真:取り壊し前のJA本別町「大通り倉庫」/2010年7月撮影
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by hombetu | 2013-08-15 10:47 | 本別町の様子 | Comments(0)