浦幌で希少巻き貝化石を発見

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写真:国立大学法人上越教育大学(新潟県上越市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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 8月5日,上越教育大の天野和孝副学長が記者会見し,浦幌町内で新生代古第三紀(6600万年前~2300万年前)に生息した 珍しい巻き貝の化石2新種  「ウラホロハイカブリニナ」と「ウラホロモミジソデボラ」を発見したと発表しました。
 「-ハイカブリニナ」は古第三紀では日本では初めてで,世界でも2例目になります。

 十勝毎日新聞が, 「希少巻き貝化石発見 世界2例目」 と伝えています。
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 【浦幌】上越教育大(新潟県上越市)の天野和孝副学長は5日、同大で記者会見し、浦幌町内で新生代古第三紀(6600万年前~2300万年前)に生息した珍しい巻き貝の化石2新種「ウラホロハイカブリニナ」と「ウラホロモミジソデボラ」を発見したと発表した。「-ハイカブリニナ」は古第三紀では日本では初めて、世界でも2例目で、空白だった時代を埋める発見となる。「-モミジソデボラ」は、恐竜絶滅後の新生代の化石としては日本で初めて。

 ハイカブリニナは、現存する貝で、海底のメタンガスを含んだ湧水付近のバクテリアを食べ、生活している。天野副学長が2009年に浦幌で発見した新種の二枚貝化石「シンカイヒバリガイ」と同じ約3000万年前の上厚内の地層で見つけた。

 日本を含む世界でこれまでに発見されたハイカブリニナの化石7種は、8300万年前以前か1600万年前以降のものだった。天野副学長は「ハイカブリニナが生息領域を太平洋の東西から拡大する過程などの解明につながる」と強調している。

 モミジソデボラの仲間は、海底面で生活し、植物などの有機物を餌とし、現在も大西洋と地中海に生息している。恐竜が絶滅した中生代末(6600万年前)に同科の8割近くの属が絶滅したとされ、日本では恐竜絶滅前の白亜紀の地層から発見されているが、絶滅後の新生代(6600万年前以降)は発見されていなかった。

 「-モミジソデボラ」は町活平の約6000万年前の地層から見つかり、特有の翼状突起を持つ。発見に帯広のアマチュア化石研究家井上清和さん(54)が協力し、学名を「カンギリオプテラ・イノウエイ」と命名した。

 グリーンランド西部でもほぼ同年代から形の似たモミジソデボラが発見され、「北極付近と太平洋が当時からつながっていた可能性がある」(天野副学長)としている。
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以上引用:十勝毎日新聞社ニュース 2013年08月06日の記事
http://www.tokachi.co.jp/news/201308/20130806-0016320.php
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by hombetu | 2013-08-09 06:19 | 十勝の町や村の様子 | Comments(0)