鹿追瓜幕競ばん馬競技,終了する可能性

 鹿追町瓜幕地区で競ばん馬競技大会を開催してきた町瓜幕競馬会が,会員の高齢化などを理由に,7月14日に行われた第52回大会を最後に主催から降りることになりました。
 町は馬産の歴史を今に伝える行事として存続の道を探っていますが,町内のばん馬が出場していない現状もあり, 伝統のばん馬競技大会が終了する可能性 もあります。

参考:第52回鹿追町競ばん馬競技大会 最終レース-YouTube撮影日:2013年7月14日
http://www.youtube.com/watch?v=jJna_C4yKe8

 十勝毎日新聞, 「存廃の岐路に 鹿追瓜幕競ばん馬競技」 と伝えています。
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 【鹿追】町瓜幕で競ばん馬競技大会を開催してきた町瓜幕競馬会(若原敏雄会長)が会員の高齢化などを理由に、14日に行われた第52回大会を最後に主催から降りることになった。町は馬産の歴史を今に伝える行事として存続の道を探っているが、町内のばん馬が出場していない現状もあり、伝統の大会が終了する可能性もある。

 瓜幕地区では1928(昭和3)ごろから草競馬が行われており、59年には町政施行記念行事の一環として競馬・ばん馬が盛大に開催され、以降も地域の一大行事として定着してきた。近年は足寄や音更町東士幌の大会が終了し、個人レベルの開催を除くと管内では唯一残っている草ばん馬だった。

 競馬会は現在15人の会員がいるが、若原会長は「全員が70代、80代となり、力仕事などはもう無理。町内で馬産の歴史は途絶え、交代してくれる若い世代もいない」と決断の理由を語る。運営には町が全面的に関わっているが、馬の計測など素人にはできない仕事もあり、道内の馬主と長年の付き合いがある会員の力があってこその大会だった。

 開会式では吉田弘志町長が「農業の発展を支えた馬文化を伝える大会が今年で終わるのは残念。馬主の方々の意向も伺いながら、継続できないかも含め、今後の方向性を決めたい」と語った。各地から集まった馬主には今後の参加の意向を問うアンケートも行った。

 昨年を上回る約3500人のファンが駆けつけた大会には、管内外からエントリーしたばん馬25頭をはじめ、ポニー、乗用馬約110頭が出場。巨大なばん馬たちが、騎手の気合いを合図に、砂煙を巻き上げながら一気に障害を駆け上る姿に歓声が沸いた。ポニーレースや乗用馬による速歩など多彩なプログラムも観客を楽しませた。

 帯広から観戦に訪れた矢陸武さん(77)は「管内の大会が減ってしまい寂しい。いろいろなレースが見られるのが草競馬の楽しみなので続けてほしい」と存続を求めていた。長年参戦している弟子屈町の馬主、端正行さん(72)は「生産者の仲間も年を取り、随分と減ってしまったが、ここで大会をやってくれる限り参加を続けたい」と話していた。(古川雄介)
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以上引用:十勝毎日新聞・鹿追めーる 2013年07月16日の記事
http://www.tokachimail.com/shikaoi/
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by hombetu | 2013-07-26 06:20 | 十勝の町や村の様子 | Comments(0)